みがわりすこすこ倶楽部

アイデアまとめ 

【S14】印象鮮烈!ゲコバナクレセ【最高2043】

ぼんこふです.

本記事はS14及びオフライン,オンライン大会で使用した構築記事になります.

TNぼんこふで潜っており最高2043,最終19**です.(証拠画像なし)

大会の結果はサブローカップ日本シリーズ2018で3位,第弐回双剣杯で4位,第五回からきおす杯個人4-1,第1回battlelerebolutionベスト32,第二回トラアタ杯Bブロックレート1600チャレ(最終1530)です.

最終盤に時間が取れずレートでの結果は出ませんでしたが,自信のある構築なので読んでいただけたら嬉しいです.

 

 目次

 

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双剣杯4位⇒第弐回双剣杯 結果報告 - 双剣杯 公式ブログ

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<技構成と持ち物>

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QRパーティを用意しました,興味のある方は是非お使いください⇒Pokémon Global Link



<経緯>

開拓不足だと感じたメガフシギバナを軸に受け攻めスイッチ可能な構築を考えた.

取り得る行動パターンを多くしプレイングの自由度と対比して扱いが極めて難しくなるよう構築を組んだ.

受け攻めスイッチの考察記事⇒【考察】受け攻め両立構築を作るカギ - みがわりすこすこ倶楽部

コンセプトは以下の通り

 

ⅰ受け攻めスイッチ

現環境で上位に位置する構築は全て受け攻めスイッチが出来ている.スイッチとは1匹で出来る事ではない,つまり並びでの誤魔化しが可能ということである.現環境は考慮しないといけない要素が多すぎるが,並びでの誤魔化し・処理を組み込めば構築を作るとき枠を圧縮できる.逆に言えば並びで誤魔化せなければその構築は欠陥をいくつか孕む.以上のことから上位に残るには受け攻めスイッチの要素が必須と捉え,これを目指し構築を組んだ.また,誤魔化しの手段は対応範囲が広がる代わりに状況によってプレイングが変わる.扱いが難しい構築ならば受け攻めスイッチが出来ている証拠と考えこれを分かりやすいゴールとした.

 

ⅱ受け駒3匹:攻め駒3匹

受け攻めスイッチをするにあたって受け駒と攻め駒がいないと成り立たない.今回は初めから受け駒3匹・攻め駒3匹に定めて構築を組んだ.最終的に受け駒としてフシギバナクレセリアテッカグヤを,攻め駒としてゲッコウガミミッキュドサイドンを採用.受け駒3匹でサイクル選出,受け駒2匹でサイクル+エース,受け駒1匹でエース+クッション,受け駒0匹で対面選出となり選出とプレイングの幅がとても広くなった.初手を考えなければ選出パターンは20となるが全て使用しており基本選出がない.サイクルと対面,あるいはその両方を駆使する必要がありとても難しい構築となった.

 

ⅲメガフシギバナクレセリア

メガフシギバナを軸に定め,環境で突破してくるポケモンはメガ進化とカプテテフと考察.逆にメガ進化ポケモンには強いが一般ポケモンに弱い真逆の特徴を持つクレセリアと組ませることに決めた.クレセリアを入れることで相手のメガ進化対策に大きなリソースを割く必要がなく,構築の自由度が増した.しかし,バナクレセの2匹はガチの受け構築に対して明らかに不利を取る.崩しに特化した枠を入れたところで2000~2100に残る上位の受け構築には通らないと考え,受け崩しに全力を出さないことを決めた.

 

ⅳメガ進化対策

環境にいるメジャーなメガ進化に対して一匹ずつ対策枠を設けると2メガ構築に明らかな不利を取ると考えた.そのため,フシギバナ以外をメガ進化全般に強いポケモンで固め選出を縛られないよう組んだ.

 

 

ⅴ受けの役割を持つエース

受け攻めスイッチを成り立たせるにはエースを降臨させる方法を確立させることと考えた.フシギバナを使う関係で欠伸や蜻蛉返りなどの対面操作技を仕込むことが難しい.エースのゲッコウガドサイドンはタイプ相性で相手を半減以下にして降臨,ミミッキュは化けの皮を使ったクッションになるためエースの降臨が容易で受け駒を捨てるしかないといった状況が発生しにくい.

  

構築に採用した順番

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選出率

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<個別紹介>

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フシギバナ

フシギバナ@フシギバナイト

おだやか 187(252)-*-155(92)-150(60)-168(100)-101(4)

    やどりぎのタネ/ヘドロばくだん/めざめるパワー(炎)/こうごうせい

調整

    メガ進化前ゲッコウガの一致冷凍ビーム+メガ後冷凍ビーム耐え

    特化ミミッキュの+2霊Z耐え                    

 

開拓不足+ゲッコウガに負けない点を評価した構築の軸.「フシギバナがいるからできること」が裏のポケモンに搭載されている.

構築の役割としてはゲッコウガ・カプレヒレ・カプコケコ・キノガッサジャローダ対策枠であるが一般ポケモン全般を広く相手にする.

有利不利が明確に分かれるポケモンでありフシギバナを起点にしてくる可能性があるポケモンを選出段階で把握しやすいため腐りにくい点が偉い.そのためクッションとして雑に扱うことも可能で相手をしっかり削って退場してくれる.

相手のメガ進化・エスパー・崩し枠が弱点なため裏で介護する必要あり.

調整は諸説.

特性を葉緑素にすればミズZゲッコウガ対相手リザードンY対面でミズZを打ち削ったあと葉緑素で上からヘド爆が出来るようになる.しかし色個体なので新緑で使用.

前期バナクレセカグヤの並びをオペラさんにおススメしたところ2100を取ってくださいました😊構築記事はこちら↓

sinnmeiryuu3391.hatenablog.com

 

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クレセリア

クレセリア@ゴツゴツメット

ずぶとい    227(252)-*-189(252)-95-151(4)-105

    でんじは/どくどく/れいとうビーム/つきのひかり

 

自分が一番好きなポケモン.お互いに擦り合わせていないのにバナとクレセは偶然にもオペラさんの技構成と被りました,おどろき.

状態異常ばら撒き型,裏にフシギバナがいるためゲッコウガに弱い冷ビ1Wが成立する.身代わりランドロスに嵌められない点が素敵.

リザ軸,カバのいないマンダ軸,グロス軸などに選出.

リザードンに電磁波を撒いてYならフシギバナクレセリアで処理,Xならゲッコウガミミッキュで上を取って処理.

ゲンガーに電磁波を撒いてゲッコウガミミッキュ,滅びがなければテッカグヤで処理.

中速なポケモンが多い構築なので麻痺が非常に強力で弱体化前の6世代を彷彿とさせる.

どくどくは対カバルドンカビゴンと毒が一貫する対面,最後の詰め筋でやはり便利.あまり使わないが他に入れる技がない.

こちらの裏が状態異常にシナジーを持っているため初手で出してばら撒いていく動きが強い.

バシャーモは見せかけだけなのでエアスラカグヤやゲコミミなどで対処する.

ボーマンダに強い型だが裏のカプレヒレギルガルドに弱いうえ,カバルドンのステロや砂で仕事をされたら動きにくいためあまり出さない.

相手がクレセリアの役割対象を選出してこないケースも多く,選出は慎重に行う必要がある.迷ったら選出しない.

裏のドサイドン+ミミッキュを見せてトリックルーム展開に見せかけている(つもり),殆ど警戒されない.

 

 

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ゲッコウガ

ゲッコウガ@ミズZ

臆病 147-*-87-155(252)-92(4)-191(252)

    ねっとう/ハイドロカノン/みがわり/れいとうビーム(どくびし)

 

フシギバナとタイプ相性が抜群に優れている.受け駒からゲコに引けるように組んでいる.

フシギバナ対かわの剥げたミミッキュ,宿り木の入ったガルド,炎技,麻痺の入ったリザードン,宿り木の入ったグロス,テテフ,わるだくみボルト,毒宿り木が入った耐久ポケなど

クレセリアテッカグヤが不利対面を取った時やドサイドンに水技が飛んでくるときも引ける.

ゲッコウガを後出しすることで有利対面を作り,受け駒の負担を和らげることがこの構築の強い動き.宿り木や毒麻痺の入った相手に身代わり連打で合法的に身代わりができシナジーがある.

相手に初手ゲッコウガを警戒させることができればこちらの初手フシギバナが通りやすい.

逆にフシギバナがいるお陰で襷ではないが初手に投げやすく,かつ初手水Zが読まれにくいためアドを取りやすい.

冷凍ビームはマンダ軸に選出できるようになる,どくびしはカプレヒレや受け構築・オニゴーリへの対抗策となる.個人的にはカプレヒレに強いポケモンフシギバナしかいないという点,受け構築とゴーリに弱い点,テッカグヤと相性がいい点を加味してどくびしをおススメする.ちなみにマンダ軸にはフシギバナとマンダ受けを選出する必要があり,耐久の低いゲッコウガはあまり投げない.

まずこのゲッコウガを通すことを一番に考え,その後サイクルで勝てるかを確認する. 

 

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ミミッキュ

ミミッキュ@きあいのタスキ

意地 131(4)-156(252)-100-*-49-125-148(252)

    つるぎのまい/じゃれつく/シャドークロー/かげうち

 

ストッパーとジャラランガ対策を担う.特にギャラドスバシャーモアーゴヨンウルガモスガブリアスポリゴンZに対するストッパーとして使う.

ゲコミミの並びを作ることでミミッキュをZ,ゲッコウガを襷と認識させる.ゲコミミは対応範囲と誤魔化し性能が非常に広く,構築の枠を一気に圧縮できる神の並び.更には型の誤認と選出誘導を狙える.代わりに決まった動きというものがなく,場合によって動きを変える必要がある.安定はしないが正解を引けばしっかり強い.

こちらの構築に対し全対応が難しいと踏んだ相手はゲコミミに薄く選出してくることが多いため迷ったらゲコミミ選出する.こちらが受け選出をするときに相手がゲコミミを考慮した選出をしてくれていたら非常に安定した試合運びが出来る.逆に受け選出時に相手がゲコミミに薄い選出をしている時が最悪で非常にキツイ試合となる.そのためゲコミミの選出率は意識して高くする必要がある.

ミミッキュの天敵であるステロや砂ダメは宿り木の回復で対策.

こちらの受けを起点にしてくる相手をミミッキュで誤魔化すことが多いが,その裏にヌオー・モロバレルナットレイクチートなどがいると誤魔化しが効かなくなるため厳しい.

  

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テッカグヤ

テッカグヤ@たべのこし

おくびょう 203(244)-97-122-123-123(12)-124(252)

個体値 C22~23,B28~29

    エアスラッシュ/かえんほうしゃ/みがわり/やどりぎのタネ

調整

    ビーストブーストでS上昇

    B<D

 

Sアップ特殊テッカグヤ,変なビーストブーストポケは前回のCアップアーゴヨンに続いて2匹目.

グライオン・意地ガッサ・相手のバナ入りに対する誤魔化しとして最速エアスラ型で採用.

また受け崩しとして強力なランドロスカミツルギに対する枠.

ミミッキュランドロスカビゴンカバルドンナットレイドヒドイデを嵌めることが出来る.

通常守るになっている火炎放射の枠はギルガルドテッカグヤナットレイカミツルギエアームドハッサム意識.

特に剣舞Zギルガルドが非常に重いので身代わりで透かしてから放射で倒す(宿り木やバナのめざ炎で削りは必要).身代わりと食べ残しを見せると放射は警戒されないので鋼タイプにeasy winを仕掛けることができる.

守るがないため役割を果たした後,体力がほとんど残っておらず,そのままやられることが多かった.そのためSブーストが出来る型に変更し,上から宿り木を入れて退場する.火力を下げているが特に気になった点はない.

各種状態異常とのシナジーが取れている他,テッカグヤの宿り木のタネから他のポケモンに繋ぐ動きも強力.

受け構築はドサイドンで1匹以上持って行って残りをテッカグヤの宿り木+ゲッコウガの身代わりで対処する動きが殆ど,これが通らない構築は負け. 

 

 

Normal Sprite 

ドサイドン

ドサイドン@じゃくてんほけん

いじっぱり 221(244)-211(252)-150-67-77(12)-60

    じしん/ロックブラスト/つるぎのまい/れいとうパンチ

 

物理耐久

              特化ミミッキュの+2シャドークローZ耐え.

              特化メガボーマンダの+2地震耐え

              特化メガクチートアイアンヘッド耐え

              特化メガバシャーモのとび膝蹴り耐え

              特化バンギラスの+1かみくだくZ耐え

              特化ギャラドスの滝登り耐え

              無振りカバルドン地震2耐え

              特化メガガルーラのグロパン⇒地震確定耐え

              特化マンムーの地面Z 50%

              特化フェローチェの珠飛び膝蹴り37.5%

              特化ギルガルドアイアンヘッドZ 43.8%

              不一致+2イカサマ 43.4%

特殊耐久

    無振りオニゴーリフリーズドライ2耐え

              無振りポリゴン2れいとうビーム2耐え

              特化霊獣ボルトロスの+2めざ氷 12.5%

              176ウルガモスギガドレイン 25%

              メガゲンガーの気合玉 25%

              無振りスイクンの熱湯 25%

              ゲッコウガの一致珠れいとうビーム 37.5%

    特化カプテテフのフィールドサイキネ 37.5%

    特化ポリゴンZの+1れいとうビーム 43.8%

              ※A削ってD52振り(テテフのサイキネ耐え)のはずが12振りで使っていました.

                  D52振りならもっと信頼できる乱数になります.

火力

              212-171カバルドンを冷凍パンチ⇒+2冷凍パンチで高乱数

              H全振りメガガルーラを+2地震で56.3%

              H全振りグライオンを冷凍パンチで56.3%

 

鬼の対面性能を誇る某ワンコイン最強構築にもフシギバナと共に採用されていたポケモン

主な役割はオニゴーリビビヨン・受け崩し・マンダ軸・ガルーラ軸・ゲンガー軸+電気の一貫切りで他にも刺さる構築に選出する.水タイプ,草タイプと対面したら一撃でやられるがフシギバナでケアする.クレセリアテッカグヤゲッコウガとも相性がいい.

ソラビリザY以外のメジャーなメガ進化に有利な点が魅力で受け出しもしにくい.

ガルーラ軸に取り巻き含め刺さっており,ガルーラも+2地震で大体倒せる.グロスのアイヘ+ヒトムのめざ氷を耐えるのでグロス軸に出すこともある.マンダ軸にはカグヤと役割を分散しながら立ち回る,身代わり個体もロクブラで剥がせる.羽で粘ってきたら剣舞.ハイボ+流星群は耐えない.

ゲンガー軸はドサイドンに圧倒的に強いポケモンがおらず,ゲンガーと対面出来たら誰かが大きく削れてフシギバナミミッキュが通る.(催眠祟り目は耐えない)

電気の一貫を切りながら普通に電気タイプに強い珍しいポケモン,各種草結びとボルトロスの格闘Zには注意.

構築上とても辛い非メガのギャラドスウルガモスの攻撃をどちらも耐えることが出来るためミミッキュと役割を分散しながら立ち回る.同じく受け崩しとして名高いバンギラスも止まる.

ドサイドンで突破できない物理受けはモロバレル・ヤドラン・ヌオーでエアームドは辛いが読み勝てば勝てる,テッカグヤは場合によっては負けるが基本的に勝てる.これらがいない受け構築はドサイドンに対して一匹差し出す必要があり,剣の舞により半壊もしくは3タテすることも少なくない.ヌオーも少し削っていれば後出しできない.S種族値45のおかげでドヒドイデカビゴンを上から殴れる点が優秀.カバルドンとラッキーに抜かれるためSを振ってもいいか.ドサイドンで物理受けを倒しミミッキュを通す流れが作れたら強い.

後出ししてきたカプレヒレなどを地震で大きく削って水技をゲッコウガで受け,返しの水Zで倒すことができる.よろしければZを警戒して出てこないでいただきたい.

ゲッコウガと対面しても裏のフシギバナ意識で冷凍ビームから入ってきてくれることが多くロックブラストが打てる.

壁構築,バトン構築に対して初手から剣舞を打てばeasy winが狙える(ロクブラ当てれば).

この構築で間違いなく出てくるオニゴーリビビヨンに対するロックブラスト,回避や零度・最長眠り・ロクブラ外し・暴風混乱など多々あるので残念だが安定しない.

冷凍パンチは主にグライオンと流星群持ちマンダを意識,自由枠の技.

アーゴヨンの龍Z,ギルガルドの霊Zなどは普通に耐えない.

耐久は適当だったがもう少しいい調整がありそう.

サイクル要員ではなく対面駒として考える,わりと突っ張る.

その構築,ドサイドン刺さってないですか?

 

<選出パターン>

基本選出はないですが比較的使用したパターンを挙げます.

 

 

・ゲコミミフシギバナ

対面+クッションの選出

フシギバナを雑に扱いつつ対面で詰めていく,バナのおかげで水Zゲコを初手から投げられる点が優秀

 

・ゲコバナクレセ

1エースのサイクル選出

リザ軸やグロス軸に投げた

3匹相互に補完が取れており,状態異常を絡めてアドを取る

 

・ドサイバナカグヤ

若干攻撃的なサイクル選出

マンダ軸に選出

ドサイドンで強気に負荷をかけていく

 

・ドサイゲコカグヤ

受け構築に選出

ドサイドンでなるべく相手を倒して宿木+ゲコの身代わりで詰めていく

受け構築にはこれしかない

 

・ドサイミミッキュ@1

ゲンガー軸とクレセが出せないグロス軸へ出す対面選出

 

 

<キツイ相手>

受け構築(ヌオー・うたうラッキー+ゲンガー・モロバレル)[ドサイドンがヌオーで受けきられる・うたうからのゲンガーで全員やられる・受け構築にバナを出さないので胞子が一貫]

積みポケ(ウルガモスアーゴヨンギャラドスバシャーモ)[展開を作られたらミミッキュで止めるしかない,先に有利状況を作っておく必要有り]

ゲッコウガ・カプレヒレ[バナを選出しないと厳しい展開を強いられる]

リザY+ナットレイ[クレセリアナットレイが飛んでくるためリザに電磁波を撒けずゲッコウガミミッキュが通らない,ドサイドンで崩せる場合もあるがリザ軸にドサイドンを選出し辛い]

初手ミミッキュ[こちらの裏にミミッキュがいないと大惨事,クレセリアと身代わり呪い型が対面したらおわり]

ランクルスラティアス[ミミッキュを通す必要があるが大抵裏のクチートを倒せない]

カプレヒレ+ゲンガー[ドサイドンとレヒレが初手で対面したらバナに引く必要があり,ゲンガーバナ対面が出来たら引き先がいない]

挑発テテフ[クレセリアで状態異常を入れられない]

オニゴーリキノガッサ[キノガッサ対策にフシギバナを選出,バナとゴーリが対面するとこちらはドサイドンを後出しする必要があり試行回数が辛い]

ラプラス[宿り木で地道に削る必要があり零度の回数と勝負]

スイクン[テッカグヤよりこ遅いことを信じて上から宿り木]

ナットドラン[ドサイドンフシギバナで崩す必要があるが風船挑発ヒードランだった場合厳しい]

 

メジャー構築には5分以上の試合が出来る構築だと思いますが,S14は実に様々な構築が上位に見られてメタが追い付かなかったのが反省点です.特にオニゴーリキノガッサやゲンガー軸の増加が向かい風でした.2000帯ではメタ対象とマッチングできず,決まった動きや基本選出もないこの構築はインフレシーズンに使うべきではなかったかもしれません…

 

<終わりに>

今期も2100並びに好成績を残すことを目的に潜っていましたが達成はできませんでした.構築に落ち度はなく,自分のレートを取り組む姿勢が一番の原因だったと反省しています.慢心のせいか明らかに今までのシーズンに比べて対戦数も足りていません.ごめんねドサイドン…せめて大会のスクリーンに映してあげたかった.

仕方のない事ですが新生活が始まり,そちらに体力を持っていかれてしまったという言い訳もできます.いつも最終日は本気中の本気で取り組んでいたために最終日に勝てないという経験は今シーズンが初めてで集中できなかった自分に不甲斐なさを覚えています.最終日のハイレベルな対戦を楽しめなかったら自分は何のためにレートをやっているのか…徐々に慣れてしっかり返り咲きたいと思っています.社会人ポケ勢本当にすごい.

今期も何名かの構築にお邪魔しております,お節介で友人の構築を考えている時がとても楽しいし結果を出してくれると本当に嬉しい.お仕事の依頼はDMまで.

今後はリアルが忙しくなり更にポケモンの時間が取れなくなるかもしれません.今まで1シーズンに変な構築1つを目標にしていましたが現実的ではないと感じています.開拓以外でポケモン界隈に貢献を,ということでイベントの運営など盛り上げる立場も行いたいです.

 

 何か質問のある方はTwitterか質問箱までどうぞ('ω')

Twitter⇒ https://twitter.com/bonkohu23

質問箱⇒https://odaibako.net/u/bonkohu23

 

 

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市長さんからいただきました!https://twitter.com/chank_mayor?s=09

 

余談ですが…

今回の構築名にもある「印象鮮烈!」は印象を強く感じて心に残ったもの,という意味で本構築もドサイドンなどを入れてその点を意識しました.ゲーム終盤だからこそ「印象鮮烈!」な並びを作って行きたいです.

僕の好きなアニメ「プリパラ」に登場する DressingPaféというチームが良く使う四字熟語ですが,偶然にも彼女たちのメインカラーと本構築の軸ゲコバナクレセの色が被っていたのです!!

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プリパラと同じプリティーリズムシリーズの新作アニメ「キラっとプリ☆チャン」は毎週日曜午前10:00~テレビ東京系6局ネットにて好評放送中,4月から第2シーズンを迎えますのでこの機会に是非ご覧ください.

 

ここまで読んでくださりありがとうございました!

【単体考察】ぼくのおもちゃばこ【供養】

ぼんこふです.

暇になったので今まで使っていたおもちゃポケモンを紹介します!

いつもより雑に書いていきます.

 

目次

 

f:id:cutman1214:20180602221632p:plainローキックメガミミロップ

陽気       149(68)-177(164)-115(4)-*-119(20)-205(252)

              猫だまし/おんがえし/ローキック/アンコール

耐久ライン

メガ前で特化カプ・テテフサイコキネシス最高乱数以外耐え

キノガッサマッハパンチ.メガギャラドスの+1たきのぼり確定耐え

特化ミミッキュのじゃれつく62.5%(Aに補正掛けていなければ耐える)

 

相手のSを必ず下げられる起点づくり.カバルドン入り以外には何かしら仕事できる.

ローキック⇒アンコールで壁マンダガモス等の舞ってくる構築をカモに出来る.ギミックパにもアンコールで仕事できる,麻痺撒いてくるタイプも柔軟残してアンコール.

初手に出てきやすい襷持ちに対面で勝てる(裏に引かせる)ことができる.岩石封じも殻を破るも高速移動もローキック⇒アンコール.猫恩返しがあるため汎用性も損なわない.

かなり強い自慢のおもちゃだが裏をメガ進化ではないエースにしないといけないという条件がある.そういうポケモンは大体カバルドンに弱い上,このミミロップカバルドンに弱いため悲しい.

<記事>

【S8瞬間1位&第三回突発rebo杯優勝】ローキックメガミミロップ+ポリゴンZ【2ROM2005】 - みがわりすこすこ倶楽部

 ・シングルS9 ビビロップ(最高2014) - れーとのタマゴ(僕の記事ではありませんが同じ型で僕より高レートです)

 

うたうハピナス@きれいなぬけがら

穏やか    335(36)-×-55(196)-100(36)-203(236)-76(4)

              うたう/タマゴうみ/かえんほうしゃ/こごえるかぜ

 

起点づくり兼クッション.orasの頃うたうハピ+ビビヨンで2050くらいまで行けたのでリメイクして真皇杯で使用した.

凍える風で相手のSを下げ,更に後攻催眠することでビビヨン,ゲンガー,オニゴーリ等のエースを無償降臨する.重力を採用してもいい.

歌うは身代わり持ちの起点にならず,抜け殻持ちのため影踏みとマグスト相手にも役割を持てる.調整は忘れた,最遅でもいい.

うたうハピ(ラッキー)は相当強いと思っていたため軸として温めているうちに結果を出されていて悲しい.某カバラッキー使いに歌うハピを紹介した後,巡り巡って受けループ強者の元まで回っていったとか.自分,起源主張いいすか?

<記事>

【真皇杯反省】うたうハピナス【オフレポ】 - みがわりすこすこ倶楽部

 

オーロラベールサンドパン@ひかりのねんど

陽気       157(52)-152(252)-141-*-86(4)-121(196)

              オーロラベール/つららおとし/アイアンヘッド/じしん

 

霰パはKP上位に刺さるがエースのサンドパンと雪降らし要員もパワーがないと思っていた.そのためパワーのある霰要員として襷ユキノオーを入れオーロラベール要員をサンドパンに渡した.ユキノオー単体選出も当然出来るため意外と自由度が高く面白い構築になったと思うが,この時の自分はスマブラにハマっていたため普通に結果が出なくて悲しかった.

<記事>【S5】ノオーサンドパン【供養】 - みがわりすこすこ倶楽部

 

HS慎重龍舞バンギラス@半分回復実

慎重  207(252)-154-130-*-133(4)-113(252)

               りゅうのまい/いわなだれ/じしん/みがわり

 

色々欲張ったバンギラス.タイプ受けサイクルを使っていたときに考案した.ドヒドやラッキー入りの構築はフシギバナポリゴン2クレセリアモロバレル等の受け駒が苦にならない場合が多いが,タイプ受けはそういうわけにもいかない.タイプ受けの駒になりつつそこらへんを対策したかったバンギラス.そしてクレセゴーリに勝てる.

大体のクレセ抜き,1舞で100族抜き.

オフで使用して手ごたえは良かったがポリZが受からなくなることを忘れていて予選落ちした.ポリZ二人いて悲しい.

 

ギルガルド@こだわり鉢巻

意地       167(252)-112(252)-170-*-171(4)-80

              かげうち/アイアンヘッド/もろはのずつき/せいなるつるぎ

 

スカーフゲッコウガの蜻蛉返りから鉢巻ガルドを出す動きが面白いと思ってS11の鬼羽リザX構築に入れていた.蜻蛉からミミッキュに繋いで皮を剥がし影打ちで確1,ゲンガーとゲッコウガを蜻蛉で削って影打ちで確1,ガルーラゲコ対面蜻蛉でガルーラをメガシンカさせてグロパン封じつつ聖剣で確1.確1にならないケースもある気がする.

諸刃の頭突きは1舞したボーマンダや威嚇を抜いたランドロスに打つ.マンダは身代わり持ってない期待.構築的に毒守ガルドのほうが適していたので鉢巻ガルドを解雇したがそのシーズンに鉢巻ガルドで結果出されて悲しい.

 

f:id:ponz_poke:20171006195300p:plainHDsメガリザードンX

慎重       177(188)-105(4)-99(4)-*-144(204)-134(108)

              りゅうのまい/はねやすめ/フレアドライブ/じしん

 

受けループで重くなりがちなウルガモスボルトロスカミツルギ対策になり,ステロからの積みの展開を期待して採用.アーゴヨンの竜Zを耐えるためメガ進化しないで竜舞とか,眼鏡テテフのサイキネを耐えてフレドラで返すとか,カプレヒレを起点にするとか,いろいろ万能だった.僕が弱いころに使っていたので結果は出なかった.悲しい.

 

チャージビームウツロイド

穏やか    215(244)-*-67-147-178(84)-146(180)

    身代わり/電磁波/チャージビーム/パワージェム

調整

              ゴーリ抜き

      無振りガルドのシャドボ身代わりが耐え

              無振りポリ2の恩返し身代わりが耐え

             地球投げと不一致イカサマ身代わりが耐え

             特化テテフのサイキネ耐え

             コケコの瞑想電気Z耐え

 

SMで受けループ100戦以内2000に乗った自慢のおもちゃポケ.構築にムドーを置いてグライオンを抑制,グライオン以外の受けミラーに勝つ役割.当然,対ゲンガーとリザガモスも役割.適当に電磁波を撒いてグライオンでハメたりする.身代わりがいろいろ耐えるのでeasy win量産して強かった.控え目以外の毒ガルドに勝てたりもする.

チャージビームをアシッドボム,パワージェムをヘド爆,電磁波を毒々(毒菱)などわりとカスタマイズ性がある.

 

スカーフカプブルル

陽気  AS

              ウッドホーン/ウッドハンマー/ばかぢから/いわなだれ

 

ウツロイドと同じく受けループに入れて2000に乗ったおもちゃポケ.いろいろ上から殴れるだけで強い.ギャラ,レヒレ,ガッサ,バンギラスルカリオマリルリ対策として採用.後出ししてきたゲンガーをウッドホーンで倒せる.リザやガモスと偶発対面したら適当に雪崩.削ったカミツルギに馬鹿力など普通に強い.ルカリオは馬鹿力で確1.

USMでアーゴヨンジャラランガが出てきたので死.

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ビビヨン@きあいのタスキ

臆病     CS

              がむしゃら/ねむりごな/ちょうのまい/ぼうふう

 

誰でも思いつく型,orasで1900程度だった.

裏にニトチャリザX置けばコケコのボルチェン⇒ガルドorミミッキュ以外には強い動きが出来るのでは思った(結構考えたけど使ってない)

 

ヤミラミきあいのタスキ

性格適当 最遅耐久ペラペラ

              メタバ/フェイント/挑発/鬼火

 

誰でも思いつく型,orasで2000程度だった.裏にゲコミミマンダ置けば身代わりゲッコウガ以外には仕事できると思った(結構考えたけど使ってない)

 

 

ぼくのおもちゃ使ってぜひ遊んでみてください('ω')

 

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【考察】受け攻め両立構築を作るカギ

ぼんこふです.
本記事は考察記事のPart2であり続き物のつもりです.


Part1ではエース+受けで構成された「受け攻め両立構築」こそが安定に繋がる,と結論付けました.記事はこちら ↓↓↓

【考察】安定した構築がほしい ~通す構築と防ぐ構築~ - みがわりすこすこ倶楽部
あれから半年,自分も「受け攻め両立」を目指して構築を作っています.しかしなかなか難しい…
今回は自分が構築作りの際に意識していることの一部をまとめていきます,将来構築作りに困った自分に向けて.
間違っている箇所や違う意見を持っているという方は是非教えていただきたいです.
構築作りの「当たり前」を体系化したような記事ではないかと思います.

 

・目次

 

・受け攻め両立とは

この言葉の初出はいつなのか…定義がされていない気がします.
とりあえず本記事では「エースと受け(サイクル要因)が入った構築」のことを指そうと思います.
大雑把にクッションは受けの役割を持たせて採用したポケモン,エースは受けの役割が薄い殴りメインのポケモンとします.
1エース:5サイクル要因も5エース:1クッションも「受け攻め両立構築」ということにしちゃいます.
メジャーな構築だとカバマンダガルド・ヒトムレヒレグロス・カバリザテテフ・ゲンガーランドテテフ,全て「受け攻め両立構築」ということで.
定義は人によって異なるからぶっちゃけどうでもいい!!

 

・選出の型

構築を作る際は「基本選出」を意識することをおススメします.そうすることで構築の軸や補完に入れたポケモンの役割がわかり易く,実際に試合した時,選出の仕方とその後の反省がし易くなると思います.
基本選出を作るため,メジャーな構築を例に選出パターンを4つに分けていきます.

 

① 2エース+1クッションの選出

カバリザ・ゲンガーランド・ガルクレセなど,エースで殴りかつことを目的にサポートとしてクッションを選出するパターン.
役割はエースが不利対面を取った時の引き先・エースの再展開・対面操作など
2エースの裏にいるクッション枠はカバルドンクレセリアランドロスカビゴンブラッキーモロバレルなど.
欠伸・キノコの胞子・三日月の舞・とんぼ返りなど対面操作できるポケモンが選ばれていることがわかる.

 

② エース1+受け要因2の選出

ラッキー+物理受け,ドヒドグライ,グライムドー,カビゴン+ステロ撒きなどガチの受けメイン選出に攻め駒が入っているパターン.
エースで相手の受け崩し対策を殴って対策したり,受け駒で削って最後に全抜きしたりするため素早さが高いことが多い印象.
裏に受け駒がいるためゲンガー・メタグロスフェローチェアーゴヨンゲッコウガジャラランガミミロップなど有利不利がはっきりしているポケモンも採用できる.

 

③バランスのいい構築

ロップレヒレカグヤ・マンダナットドラン・ヒトムレヒレグロス・テテフランドゲンガーなど,バランスのいい?構築(適当).
全員がある程度の耐久と受けも攻めもできる性能を持ったポケモンで固められた選出.
タイプ相性が抜群,3匹である程度完成された並びといった印象.このよう並びは数が少なくテンプレと化している,故に対策されているかも.
一貫する技を作らない+3匹でメジャーなポケモンを見れるような並びなので新しく作ることが難しい.
このパターンの並びを新しく作れたらいいですね.

 

④その他の構築

天候パ,起点構築,バトンなどギミックに特化した構築.
前回の記事でいう受け駒0・攻め駒0の構築もここ.
これらは安定よりは勝てる構築を拾っていくという印象を持っている.
本記事ではこれ以降触れません.
相手の構築を見て,攻め3匹・受け3匹の選出でいいと判断した場合の選出もここ.

 

・構築を作るときのカギ

本題,ここから自分の考えを述べていきます.
Part1では「受け攻め両立構築は”立ち回りの幅”が出来るため安定性が増す」と述べました.
自分は「立ち回りの幅」とは「エースを降臨させるルートの確立」だと考えています.
エースが不利対面を取った時の引き先として受け駒がいるのであれば,受け駒が不利対面を取った時のケースも考えなければいけません.
受けサイクルにゲンガーを入れたが後出しする機会が交換読み交換しかなくリスクがある,ナットレイリザードンが対面したが炎技が一貫するため突っ張るしかない.そういった展開が予想できるため選出が歪む場合が多いのなら厳しい構築と言わざるを得ません.
受け駒が不利対面を取った時のために受け駒を入れる…という考えなら受けループが出来上がってしまいます.そのため受け駒の不利対面をエースでケアする必要があります.
つまり,受け攻め両立構築は「受け駒が不利を取った時にエースを降臨させることが出来るルートの確立」がカギだと考えています.

 

・ルートの確立

具体例を挙げていきます.

ⅰ.対面操作技

そもそも不利対面を作らなければいいので欠伸・とんぼ返り・キノコの胞子などの技で対面を操作します.パターン①で多くとられている方法です.
パターン②ではグライオンのバトンタッチやラッキーのうたうも用いられてます.
対面操作技は選出の段階で警戒されることが多く,ギミック寄りなため対策も取られていると思います.バレてる対面操作技はレートが上がるにつれて警戒される為,別のプランも用意したいです.強いバレない対面操作技を組み込むことが出来れば構築の軸にまでなり得ると思います.

 

ⅱ.タイプ相性

① ~④全てのパターンで用いられている当たり前の方法です.
当たり前のことですが一番大事だと考えています.メジャーな並びでタイプ相性が悪い構築は自分の知る限りありません.
ギャラドスに対してカバルドンカミツルギギルガルドに対してクレセリア⇒ガルーラなど相手の技を半減以下で受けてエースの負担を軽減します.
ミミッキュに対してフシギバナゲッコウガギルガルドに対してガルーラ⇒ウルガモスなど抜群技を打たせなくても後出しのルートを作ることが出来ます.
半減できる技が多いカミツルギメタグロスゲッコウガアーゴヨンや無効に出来るランドロスギルガルドポリゴン2等はその点でも優秀です.

ナットレイポリゴン2ヒードランなど対面操作技を持たないポケモンを受け駒として使う場合,タイプ相性を最大限駆使したいです.

タイプ相性によるエースの降臨は選出段階で相手に悟られにくい,悟られても択が発生するといった強みがあります.
タイプ相性が大事な環境ですが補完が取れている並びはそこまで多くはありません,環境に同じような並びが多くなっている要因の一つだと思います.
エースを設けるときはエースが降臨できる技を誘えるような受け駒を採用したいです.

 

ⅲ.交換読み交換

相手の交換を誘発して交換読み交換でエースを降臨させます.
一般的には相手の行動を読む必要があり安定しない方法ですが,多少は安定させることが出来ます.
例えば欠伸ループに入った時に交換連打している相手を読む,受けサイクルに対して交換合戦になった際に均衡を崩すなど.
ステルスロックを撒いていると交換読み交換が使いにくくなります.
どちらもタイプ相性で受けられるように保険をかけておくと安心です.

 

ⅳ.その他

先ほど紹介した方法に縛られず後出しの手段を考えて見てください.
例として自分が使っていた手段を紹介します.
メガミミロップにアンコールを持たせて,クレセリアからミミロップに引く選択肢を多用していました.クレセリア対面で相手は瞑想・剣の舞・身代わりなどを読んでミミロップに引きアンコールをしていました,霊技・悪技も受けることができます.積まない状態でクレセリアを殴る人は少ないのでかなり安定したルートでした(2100に乗れました✌️).
こういった特殊なルートは構築の軸にもなり得ると思います,しかしこれ以外思いつきません.
何か面白いエース後出しの手段があれば教えてください.
また,自分が認知していない交換のルートや強気な読みでエースを降臨できないか普段から意識して試合を進めていくと一層立ち回りに幅が出来ると思います.

 

・まとめ

受け攻め両立のカギは「エースの降臨方法」

タイプ相性や対面操作技を駆使して幅広い立ち回りを確立しよう

 

・新しく構築を作る際に

エースを降臨させる4つの方法を紹介しました.これを活かして構築を作る段階からメジャーなポケモンに対するメタを仕込むことが強い構築を作るコツかと思います.

忘れていたかもしれませんが本記事のテーマは「新しい構築を作ろう!」です.既存の構築ではない全く新しい構築かつ完成度を高めようとするとかなりの知識と時間を要しますがメリットもあります.1つ目は「相手に読まれにくい」ということ,これは負け方の再現性に繋がります.変に読まれることがないのでなぜ負けたのかが分かりやすいです.2つ目は「メタられにくい」ということ,環境的に向かい風な構築で結果を出すことはハードモードという他ありません.3つ目は「ミラーが起きない」ということ,ミラーで安定させることは難しくレート差マッチも考慮するとミラーは発生させない方がいいと思っています.

自分は「読まれにくい」「メタられにくい」「ミラーが起きない」構築で環境上位の構築をメタることを意識して構築を組んでいます.エースの降臨以外で自分が気を付けている「自分ルール」を書き記しますので参考にしていただけると幸いです.

 

ⅰ.メジャーなポケモンに弱いポケモンを軸にしない

経験上メジャーなポケモンに弱いポケモンから組むと構築の枠が6つでは足りなくなります.具体的にはボーマンダリザードンメタグロスミミッキュゲッコウガカバルドンです.
上記の6匹のうち3匹以上に不利を取るポケモンであれば構築に入れても選出する機会が少なくなってしまいます,1匹くらいならセーフ.

構築の6匹全員に明確な役割を持たせつつ,メジャーなポケモンに選出を渋ることがないポケモン達で固めたいです.

 

ⅱ.メジャーなメガ進化全てに選出できるポケモンを入れる

ボーマンダリザードンメタグロス・ガルーラ・ゲンガーのうち4匹には選出できる,といったポケモンを用意すると構築作りが楽になります.
こういったポケモンがいないと2メガに対応できない,全てのメガ進化に別々のルートで対応できるが一般ポケモンが重いといった事態が起きちゃいます.

 

ⅲ.切るなら思いっきり

ポテンシャルがある軸だけど潜ってみたらどうしても○○が重くなってしまう,マッチングしたら負けだと思って切ろう.といったようなケースは結構発生します.
そうなったとき自分は構築を見返し,そのポケモンに対する保険を全て抜いて他の構築に強くします.保険をかけてもうまい人には通用しない,という考えです.
どうせ切るなら構築作りの初めに判断したほうが時間の無駄になりません.
だいたいフシギバナキノガッサバシャーモジャラランガアーゴヨン辺りが重くなると思うので軸の段階から意識しています.

 

ⅳ.自分が理解しやすい構築を

「カバマンダガルドは使い手による」とよく言われています.カバマンダガルドだけではなくカバリザやレヒレグロスなど受け攻め両立構築は使い手に左右されやすいと思います.その理由は恐らく「選出がわからないから」だと思います.受け攻め両立構築はパターン①~③の全ての選出をすることができます,しかしパターンが多すぎて正解がわかりにくいため反省もしにくいはずです.軸を他の記事から流用した際はその記事を熟読・考察して採用意図を明確に,それに沿って選出しましょう.正しく選出できたと確信出来てから立ち回りの反省をしましょう.また,自分が何故そのポケモンを採用したのか忘れないようにしましょう.

 

ⅴ.処理ルートを用意する

「カバマンダガルドは使い手による」理由のもう一つは取れるルートを把握しているか否かだと思います.先程もタイプ相性に触れましたが,タイプ相性を利用した勝ち筋は意外と把握しにくく盲点だったりすると思います.他にも低耐久のポケモンを後出しするルート,威嚇を利用するルートなど受け攻め両立構築は取れるルートがとても多いです.

一貫する技を切るために補完のポケモンを入れる場合,そのタイプの技を使うポケモンを明確にしましょう.フェアリーの一貫を切るためにギルガルドを入れたがミミッキュが受からないといったケースは避けたいです.
構築を組む段階でメジャーなポケモンに対する処理ルートとメジャーな構築に対する選出をある程度イメージしておきましょう.処理ルートには2匹のタイプ相性を利用したり威嚇やステルスロックなどを組み込めたりしないか考えておきましょう,そうでもしないと6匹では足りないと思います.

 

・終わりに

最近他の人に語る事が多くなったので思い切って記事にしてみました.調子に乗ってるけど許してください><
本記事は僕の考えであり間違っていることもあると思うので鵜呑みにしないでください;;
構築を作るときの「自分ルール」を共有できれば穴の無い強い構築が生まれ,環境も更に開拓されるのではないかと思います,是非コメントやツイッターのリプなどで教えていただきたいです.
あと1年同じ環境は辛いので新しく構築を作って環境を開拓しましょう.

メジャーな並びやポケモンでなくても先程の「自分ルール」を満たすように構築を作れば十分結果は出せると思っています,対策されていないことによるアドバンテージも非常に美味しい.

S13の構築も用意しているのですが都合によりレートに潜れないのが残念です…本当に辛い.
皆さんはレート頑張ってください!

 

長くなりましたがここまでご覧頂きありがとうございます(‘ω’)

ぼんこふ (@bonkohu23) | Twitter

 

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【日記】2018年,戦績まとめ【オフレポ】

ぼんこふです.

本記事は2018年の戦績を思い出と共にまとめた日記記事となります.

レート・オンライン大会・オフライン大会の3点をまとめたら結構な量になりました.

時系列順です.

 

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今年頑張ってくれた僕のポケモン達('ω')

 

・簡易まとめ

レート2100超え:S7,S11,S12

優勝:第三回突発rebo杯,第35回シングル厨のつどい

3位:サブローカップ日本シリーズ2018

4位:第四回サブローカップ,第弐回双剣

ベスト16:真皇杯ラストチャレンジ,第5回からきおす杯 

 

・レートS7終了

  結果:2103

  使用構築:襷ガルド+ロップクレセ

【S7】女神ミロップ×襷ギルガルド【最高最終2103】 - みがわりすこすこ倶楽部

7世代初めての2100,6世代では何回か2100に乗せていたがSMに慣れずインフレのお陰でやっと達成できた.構築は自身がXYS2で2170に乗せたものがベース.

当時フォロワーが70人ほどで2100達成ツイートについたファボは10くらい,でも凄く嬉しかった.

レート終了1週間前に2100達成したが7世代初めての2100だったので保存した.

フォロワーが結構増えた.

 

・レートS8

  結果:2ROM2005

  使用構築;ローキックミミロップ

【S8瞬間1位&第三回突発rebo杯優勝】ローキックメガミミロップ+ポリゴンZ【2ROM2005】 - みがわりすこすこ倶楽部

初の瞬間1位を達成,かなり調子がよく2100も狙えたと思うが就活のため終了.

構築にインパクトがあったらしくフォロワー結構増えた.

 

・第三回突発rebo杯

  結果:優勝

  使用構築:ローキックミミロップ

就活の息抜きに挑んだ,試合の合間で履歴書を書いていた.

一か月ポケモンに触れていなかったため早めに負けるだろうと思っていたが,豪運に豪運を重ね気づいたら優勝していた.翌日,寝不足で面接を受けた(そこから内定もらった).

優勝の嬉しさと就活の焦りで頭が爆発して初めて学生であることを明かした.

何回か「社会人かと思ってた~」と言われた.

おめリプは0だった.

 

・真皇杯関東予選(オフ大会)

  結果:予選落ち

  使用構築:バンギランド

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オフ大会への参加は一年ぶり2回目,開催一週間前にみちづれ杯用に構築を組んだ.

使い込みの甘さから試合を落として予選敗退,悪い構築ではなかったが割と中身が普通.

 

・第一回みちづれ杯

 結果:3回戦負け

 使用構築:バンギランド

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てぃーぽっとくんと参加(。•́︿•̀。)

ミミロップ使いペアということで参加したのだが僕の「一度使った構築を使いたくない」という我が儘を通し新たに構築を組んだ.

お互いに調子がよく2回戦では2100ペアを倒したのだが,こちらの回線状況が死んでいて切断により道連れした.

ごめんてぃぽ…

てぃぽてぃぽてぃぽ(。•́︿•̀。)(。•́︿•̀。)

 

・真皇杯オンライン予選

  結果:予選落ち

  使用構築:ローキックミミロップ

スランプに陥っていた状態での参加,

苦手な構築である毒菱が多すぎた.

後に真皇杯優勝者となるむくれねこさんと戦った,BWでグラエナを使っていた頃からのファンです.

 

・真皇杯ラストチャレンジ(オフ大会)

  結果:ベスト16(予選全勝)

  使用構築:鬼羽リザX in鉢巻ガルガルド

【S11】6世代感ある状態異常サイクル【最終2111】 - みがわりすこすこ倶楽部

前日にレートを1300まで溶かした構築で挑戦(後の2100構築)

半ば諦め気味だったが徹夜特有の強気プレイと運も味方して全勝で予選突破.

シードを貰い1回戦は無し,トナメを見ると次の相手はクゥ.リさんか大統領で意味わからんかった.

上がってきたクゥ.リさんと試合,使い込みの甘さから初手の出し負けを巻き返せず鉢巻ガルドを見せつけて敗北.その後クゥ.リさんは真皇杯本戦に出場した.

来年の真皇杯もがんばります!

 

・第四回からきおす杯

  結果:2回戦落ち

  使用構築:鬼羽リザX

ナインさんとてぃーぽっとくんに声をかけ出場.

てぃーぽっとくんに@2を募集してもらってtakoさんとてんし君でチーム完成.

全員個性的な構築で2100を達成している面白いチームだと思う.

チーム名は「(。•́︿•̀。)👼9️⃣🐙('ω')」,僕はこれ⇒('ω')

1回戦,2回戦と僕が一勝も出来ず2-3で敗北.完全にセンパンマン.

申し訳ない気持ちのままピクトセンス,楽しすぎて申し訳ない気持ちが吹っ飛んだ.

 

・第四回サブローカップ(オフ大会)

  結果:4位(個人7-3)

  使用構築:鬼羽リザX

初めて真皇杯以外のオフ会に参加,orasからのお友達であるナインさんと二人組を作った.ツイッターで@1を募集したところトーマさんが来てくれたのでチーム結成.

チーム名は「竜王のおしごと」

準決勝までナインさんが全勝,僕が予選で1敗という好成績.とーまさんは1勝くらいだった!!

準決勝のvs「ホワイトハウス高校」ではゼニヤッタくんと対戦.ナインさんが勝ち,トーマさんが負けの状況.超絶有利だったが超強気な読みを3回くらい通され負けてしまった,あれは未来見えてる…

3決では予選で当たったカズオ,ゆうぽけ,ヤブチームと再戦.先鋒でナインさん負け,次鋒が僕.予選でヤブさんにワンサイドゲーム出来たのだが3決はカズオくんを当てられてしまった.フシギバナ入りを突破できない構築なので死亡.

この時点で4位確定,だが最後に今まで負け続けていたトーマさんがスクリーンで華々しく勝利を収めた.煮え切らねえ…

 

・レートS11終了

  結果:2111

  使用構築:鬼羽リザX

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非常に苦しかったシーズン.

物凄く速い段階で2000チャレに臨むも負け続け7.8回くらい2000チャレを失敗した.1700と1900のジェットコースターを繰り返し,2000に乗ったのは最終日の前日.2000に乗ってからは割と早く2100に乗れた.

終わりよければすべてよしだ…

運要素の強い構築なので2100で保存.

 

・バトンタッチオフ(オフ大会)

  結果:予選落ち

  使用構築:バナクレセ

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大統領に誘われて大会前日に申請,2次会にも参加した.交流メインのオフは初参加.

この頃から大統領のセコンドのようなことをするようになった.

バトンの2次会でかなり交友関係が深まった気がする,クゥ.リさんと僕は顔が似てるらしく,その後のオフで「クゥ.リさんの物真似の人」と5人くらいの人に言われた.

 

・第二回みちづれ杯

  結果:3回戦落ち

  使用構築:バナクレセ

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ナインさんと参戦,3回戦でバトン使いのペアに負けてしまった.

ナインさんごめんね;;

 

・第35回シングル厨のつどい(オフ大会)

  結果:優勝(予選7-3)

  使用構築:アゴギャラナット

【S12最終2103】ハイブリッドアゴギャラナット【第35回シングル厨の集い優勝構築】 - みがわりすこすこ倶楽部

なんと優勝してしまった…

午前が1-3,とても苦しい状況だったが午後で運勝ちとフェアリータイプにドラゴンZを2試合打ちギリギリで予選抜け.

全体的にメタ対象のグロス軸を多く引くことが出来た.準々決勝ではサックーさんの後ろにファンクラブの人が沢山いたなかで勝てたのがよかった.決勝はサブローに引き続きスクリーンで再戦,2回目だ…

メダルは自分の部屋に飾ってあります('ω')優勝できてよかった!

 

・レートS12終了

  結果:2103

  使用構築:アゴギャラ

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またも最終日前日まで2000に乗れなかった,2000から2100に乗るのも過去最大の30戦を要し頭が働いていなかったため涙の2100保存

 

・大文字オフ(オフ大会)

  結果:予選落ち

  使用構築:ライボルト

【反省記事】メガ進化メタ無理だった構築【S10】 - みがわりすこすこ倶楽部

予選3位で落ち,2次会へ

2次会ではキスラッシュが開催されてたらしい,怖いなあ…

3次会のカラオケではトイレで人が倒れていたらしい,怖いなあ…

 

・カンポケ(オフ大会)

  結果:予選落ち

  使用構築:ドサイドン

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遊びに行った,予選落ちで2次会へ

かなり大人数の2次会だった,会場のスクリーンとニセトロを使用してエキシビションが行われた

僕は大統領と一緒にliveraさん対あばたーさんの実況をやらせて貰った.

その後,大統領とスクリーンで試合をしてミラクル神プレイでボコボコにした.

勝ったのに何故かキスする雰囲気を作られた,ふじこもキスを迫ってきた.女芸人ってこんな気持ちなんだろうなあ…

3次会でしばえんさん達と焼き肉,その後ボーリング.楽しかった('ω')

 

・サブローカップ(オフ大会)

  結果:3位(個人7-1-3)

  使用構築:ドサイドン

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前回の雪辱を果たすべくチーム「竜王のおしごと」でリベンジ.

今回はトーマさんも調子がよく予選は全員4-1で抜けた.その後なんだかんだで準決勝で負け,敗者側決勝でまた同じチームに負けてしまった.スクリーンでドサイドン見せたかった;;

3位という事もあり解説の席に座った.がちゃさんと実況解説が出来るなんて夢のようだった.役割を果たせたかはわからないけどかなり楽しかったです!!

そして来年からは僕もサブローカップのスタッフです!!宣伝がんばります!!!

 

・からきおす杯

  結果:ベスト16(個人4-1)

  使用構築:ドサイドン

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大統領と組み始め,ナインさん,オペラさん,あばたーさんの代わりでチャイナスリスさんの5人で参戦.

チーム名は「サザンカ組長服役中」

当たる相手がみんな強かったが運にも助けられ4回戦までは無敗.5回戦はチーム「うんこ」,僕と大統領がかなり相性不利の構築を引いて負け.チームの勝敗を委ねられたナインさんはじゃれつくを2回外してしまった.

負けたが相当盛り上がった.

自身3回目のからきおすで初めて勝てた!w

 

双剣杯(オフ大会)

  結果:4位(個人9-3)

  使用構築:ドサイドン

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ペア大会.2018年最後の大会もナインさんと出場.チーム名「周章狼狽クチクレセ」.

ナインさんとはorasからの付き合いだがお互い得意な構築の系統が全く違う・

予選からお互いに調子よく5-1で予選突破,その後の決勝トーナメントも順調に進んだ.

準決勝はスタッフチームの「麻雀部」

運も味方して僕が勝ち,ナインが負けで1-1.勝者が敗者の構築を使用して決着をつけるというルールのもと僕がナインさんの構築でJPNさんと勝負.僕はJPNの影響でフリクリとかpillowsを聴き始めたくらいのファン,今使ってる6VメタモンもJPNさん産.

試合内容はお互いに構築慣れしていない+相手が電磁波オニゴーリなこともあってか運に左右されまくる試合に,僕が有利だったはずなのだが深読みと勘違いとムラッケとで負けてしまった.チーム「麻雀部」はその後優勝.

3決では同じ開発窓のメンバーであるルルさんと対決,準決勝を終えて放心状態だったのか完敗した.

ナインさんは大会中一度も僕の構築を使う機会がなかった,練習してくれてたから悲しい.

ナインさんと僕が組むと安定して上位に乗ることが出来ているが優勝まであと一歩足りない,リベンジしましょう💪

 

 

2018年の半ばから本格的にオフ参加し始めましたが,ここまで多くの経験ができるとは思っていませんでした.

来年もよろしくお願いします!

【S12最終2103】ハイブリッドアゴギャラナット【第35回シングル厨のつどい優勝構築】

ぼんこふと申します

本記事はS12と第35回シングル厨のつどいで使用した構築記事になります

TNぼんこふで潜っており最終レート,最高レート共に2103,最終順位は53位です

また,第35回シングル厨のつどいで優勝を収めることができました(予選7-3)

今回も少し変わった中身だと思うので最後まで読んでいただけたら嬉しいです!

 目次

 

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第35回シングル厨のつどいオフ 結果 : シングル厨のつどい 運営用ブログ

 

<技構成と持ち物>

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QRパーティを用意したので興味がある方は使ってみてください⇒Pokémon Global Link

 

<経緯>

アーゴヨンが開拓不足であると感じ,新しい型を開発した

そのアーゴヨンを軸に構築を作り始めた

コンセプトというほどではないが意識していた点は以下の通り

 

Ⅰ押し付け性能を活かしたサイクル戦

アーゴヨンを始め押し付け性能が高いポケモン,並びで構築を固めている

要はアゴギャラ対策・ナットドラン対策・カプコケコ対策・カプテテフ対策をしなくてはならない

これによって裏読みと対面操作がしやすくなった

相手の役割通りのポケモンが目の前に来てくれるため試合の再現性がとても高い

実際には既存のアゴギャラやナットドランとは違う動きをする

押し付け性能で相手の対策枠を選出させ,そのポケモンを腐らせることでサイクル有利に持ち込める

 

Ⅱサイクルと積みのスイッチ

本構築はサイクルのつもりで組んだ,しかし能力上昇の手段も多く入っている

ギャラドスの龍舞・ナットレイの鈍い・カプテテフの瞑想・アーゴヨンのビーストブースト

序盤にサイクル,終盤は積み展開という贅沢な発想

カプコケコとヒードランは起点づくりにも使える

ステルスロックや壁がない構築なので代わりにサイクルを回して相手を削る

十分に削れたら積みに展開に切り替えて全抜き体制に入る,そのままサイクル勝ちしてもいい

 

構築に採用した順番

 >  > f:id:cutman1214:20181106102630p:plain >  >  > 

選出率

f:id:cutman1214:20181106094432p:plain = f:id:cutman1214:20181106102630p:plain ≧ f:id:cutman1214:20181106094112p:plain > f:id:cutman1214:20181106094524p:plain > f:id:cutman1214:20181106094158p:plain > f:id:cutman1214:20181106094552p:plain 

 

<個別紹介>

 

アーゴヨン@ドラゴンZ

おくびょう 149(4)-83-94(4)-179(252)-103(76)-179(172)

      りゅうせいぐん/ヘドロウェーブ/だいもんじ/とんぼがえり

 

調整

C = S (ビーストブーストでCが上がる)

素早さ:最速メガメタグロス抜き

特功:特化

C+1 Z流星群で特防特化カバルドンがぴったり確1

C+1 大文字でほとんどのメタグロスが確1

 

構築の始点

相手を倒すとビーストブーストで特功が上がる

蜻蛉返りでのサイクル性能,Cアップでの全抜き性能,そこそこの素早さ,広範囲な技の打ち分けを全て半端に含めたハイブリッドなアーゴヨン

構築名のハイブリッドはアゴギャラとナットドランを使い分けるという意味ではなくハイブリッドアーゴヨン+ギャラナットという意味,これが主軸

特殊に対して受け出す機会が多いと考えD振り,余裕をもってスカーフカプレヒレの冷凍ビームを耐えられる点が偉かった

各種先制技が痛いのでH振りやB振りでいいかもしれない,残りの努力値を全てHPに振ると実数値159となり美しい

炎・水・草・電気を半減できるためサイクルの駒として十分扱える

有利対面で通る技を打ち不利対面で蜻蛉返りする

蜻蛉返りの具体的な使い方はミミッキュの皮・キノガッサの襷を剥ぎナットレイ繋ぐ,ヒードランの風船を割りこちらの風船ヒードランに繋ぐ,メタグロスをメガ進化させてギャラドスの威嚇入れる,メガゲンガーに後攻蜻蛉をうちカプテテフに繋ぐ他,襷削りなどに使う

蜻蛉返りでアーゴヨン特有の択を一方的に押し付ける,択回避技は技範囲や抜き性能を落とす恐れがあるがこの型ならば問題ない

またスカーフ偽装が出来るという点がものすごく強い,蜻蛉返りを見せた後にヘドロウェーブで相手を倒せば次に出てくるメガメタグロスカバルドン,ランドロスを一撃で倒して3タテルート

蜻蛉持ちで特功があがればスカーフにしか見えない,スカーフに見せることで相手のゲッコウガやスカーフカプテテフの死に出しを抑制したまま別のポケモンを殴れる

構築にスカーフ持ちもいないため常にスカーフの疑念を押し付けられる

Cブーストしたアーゴヨンを止めに来るミミッキュの皮を蜻蛉で剥がし,HPを半分程度削れば再度ブーストをかけられるようになる

逆にスカーフ偽装をしていないときは相手視点だとSブーストに見える,そのためSを下げたゲッコウガやゲンガーと対面させたあと裏に退かれないで処理できる

蜻蛉返りを見せずとも初手に出した時点でスカーフ読みしてくれる,そのため初手で火ロトムボルトロス・ゲンガーと対面しても相手はそのまま居座り龍Zが通るというケースも多い

偽装は択回避手段にもなるため扱いやすい

このように相手の誤認をアドバンテージに繋ぐことが出来る,このポケモンを初手に投げることが勝ちパターン

なお中間レートでは相手がSの上がる普通の型に対応できないためSブーストした方が圧倒的に強い,逆に上位はしっかり対応してくるため普通の型は強気な読みを通す必要があり全試合安定しない,相手によって強さが変わる相手依存の型

終盤にアーゴヨンがブーストできるようカプコケコ,カプテテフ,ナットレイでしっかり削りを入れておく

構築単位でカミツルギを呼んでこのアーゴヨンの餌にする

エレキフィールド+アーゴヨンキノガッサ対策が可能

ほとんどのメガ進化相手に選出することができる,特にメタグロス軸に対してeasy winを量産できた(大文字を当てれば)

流行りのヒトムグロス(レヒレミミッキュ)やコケコマンダ(カバガルド)などのメジャーな並びに強い

初手でメタグロスと対面した際,9割5分突っ張られるため炎Zにしようとも考えていた

C+1Z大文字はほとんどのABミミッキュが落とせるくらいの火力でギルガルドドリュウズテッカグヤにも困らない,オニゴーリに強くなるのもグッド

蜻蛉返りを身代りにすればキノガッサやカプテテフ・カプレヒレに強くなる

残りの努力値を全てBに割けば身代りが特化キノガッサマッハパンチを25%の確率で耐える

素早さを下げたためS補正メガボーマンダメガルカリオジャローダに抜かれるようになった

メガルカリオのラスターカノンは一撃耐える,ジャローダはカプコケコの挑発→ボルチェンから繋いでヘドウェで処理

最速メガボーマンダは降参!w

 

f:id:cutman1214:20181106094400p:plain

ナットレイ@フィラのみ

のんき 181(252)-118(28)-183(124)-×-149(104)-22

     ジャイロボール/じならし/のろい/やどりぎのタネ

 

アーゴヨンの引き先

メタグロスミミッキュ・カプテテフのクッションとなるのが主な役割

メタグロスミミッキュに安定できるように呑気のテンプレ調整で採用

地ならしの用途はゲッコウガ・ゲンガー等の素早さを落としてサポート,毒ガルド・磁力ジバコイルに対する安定した打点,鈍いナットレイミラー対策など

相手のヒードランを地ならし+こちらのヒードランの大地の力で倒せる

終盤,強者の方相手に活躍した技

案を下さった地ならし促進委員会の大統領に感謝申し上げます

鈍いは起点回避やマンダ入りへの勝ち筋として採用,アゴギャラコケコテテフに意識が向いてナットレイが突破できないケースも期待

メタグロス用のクッションだが9割アームハンマーを持っているため気を付ける序盤は蜻蛉やボルチェンからナットレイで攻撃を受けた後,ギャラドスかカプコケコに引きアムハンを受ける,終盤はわざとアムハンを打たせて素早さが下がったメタグロスギャラドスヒードランを投げる,地震などでSを下げずに削り倒そうとしてくる相手には地ならし

初手からアゴやコケコに交換読みアムハンを打たれるケースも多いためナットレイの役割が多い相手やナットレイをアムハンだけで対策していそうな相手にはコケコで居座り(特化地震でも中乱数),アゴはギャラ引きしていた

実際メタグロスだけでナットレイを対策するような選出はよくされたので先に鈍いを積んで地ならしで倒す動きもできた

ナットドランを見て出てくるカプテテフはめざパ持ち・格闘Z・アゴギャラストッパーのスカーフである,ナットレイに打点がある場合が多いのでアゴやギャラに交換してウェポンの確認を行う

サイコフィールド+ナットレイキノガッサ対策が可能

宿り木はナットレイの回復,サイクルの補佐,削ってアーゴヨンのブースト圏内に入れる

宿り木の回復量から相手のHP実数値を割り出して型読みができるらしい

今期はナットレイを意識した技構成のポケモンが多く選出が縛られることが多かった

アーゴヨンを初手に選出して対面を操作しないと炎タイプに展開されて腐る場合が多い, アーゴヨンゲッコウガや地面タイプがいると初手に投げづらい

アーゴヨンが初手でない場合カプコケコを初手で置くことが多いのだがカプコケコ+ナットレイという選出はパワーがないので@1が相当刺さっている場合以外行わない

結果,相手にゲッコウガや地面タイプがいるとナットレイを選出できないという可笑しな状況が発生する,そのせいで想定より選出率が落ちてしまった

 

 

 

ギャラドスギャラドスナイト

ようき 171(4)-177(252)-99-×-120-146(252)

           たきのぼり/こおりのキバ/じしん/りゅうのまい

 

本構築唯一のメガ進化,テンプレのメガギャラドス

各種メガ進化,特にグロスに弱くない・地面無効・悪と霊半減・ヒードラン対策として採用

アゴギャラ・ギャラナットの並びを形成

アゴギャラナットの3匹は相互で保管が取れており美しい,しかしゲッコウガやステロを撒いてくる可能性がある相手にはこの選出ができなかった

アーゴヨンと同じように多くのメガ進化と対等に渡り合える点,相手はギャラドス対策の駒を選出しなくてはいけない点が強い

またギャラドスと龍Zアーゴヨンは上位ではほとんどみないポケモンなので,綺麗なメタをされることがなくレートが高い人に勝ちやすかった

勝ち筋が見えるまでメガせずに攻撃,終盤に舞っていく

相手視点では100%メガ進化に見えるため龍舞ケアの行動を取らざるを得ない,舞わずに攻撃することで削りを入れてアーゴヨンやカプテテフ・2サイクル目の龍舞ギャラドスで〆たり,ランドロスマンムーに岩封を打たせて裏に引かせないまま処理したりという動きが協力だった

対策されていると一気に腐るポケモンなので選出段階ではギャラドスを通すことよりも防がれる可能性を考慮し,慎重に選出する

通しに行く場合でも相手が対策を施しており舞ってもギリギリ耐えられるといった状況が多発する,如何に相手を削って舞ったギャラドスの攻撃圏内に入れられるかが鍵

そのため滝登りの怯みを見る機会はほとんどなかった,劣勢でも怯ませてくれなかった

展開構築でなくても十分に採用できると感じた

一般的な積み展開のギャラアゴ対策となる吠えるなどの起点回避技はこの構築には刺さりが悪い

ステロや壁無しのメガギャラ1メガ構築って珍しいのではないかと思います,ポイント高い

 

カプコケコ@ウイのみ

おくびょう 172(212)-×-106(4)-116(4)-107(92)-192(196)

      ボルトチェンジ/しぜんのいかり/めざめるパワー(氷)/ちょうはつ

 

アーゴヨンゲッコウガカバルドン入りに対して初手で投げられないため入ってきたポケモン,役割がとても多く気付いたらこの構築の軸になっていた,アゴギャラナット崩壊

調整はトライアタックポリゴン2を意識したこの型のテンプレ,ミミッキュZも耐える

ゲッコウガカバルドン入りに対して初手で投げる,ゲッコウガに対しては自然の怒りを打ち襷激流ケア+裏の地面を削る

カバルドンには挑発をしてステロを撒かせない+地震を耐えて自然の怒り,削れたカバルドンアーゴヨンの龍Zで飛ばすかギャラドスで舞うかする

クチート軸に対しても初手に投げてトリルを抑制,あとは適当に削ってカプテテフ+アーゴヨンorギャラドスでお掃除

相手の受け駒を削ってカプテテフ,ギャラドス,アーゴヨンで崩す動きがとても強い

ナットレイが選出できない時のミミッキュはカプコケコで削って裏で倒す

メガメタグロス地震は特化でも有利な乱数で耐えるため居座って自然の怒りをする,アームハンマーが4割くらいの確率で打たれるため爆アド,削ってアーゴヨンの文字圏内に入れる

スカーフを持った炎タイプのオバヒやサザンの大地を耐えて木の実を発動させたあとボルチェンで有利対面を作りにいける

絶妙な耐久でとても強かった

アゴギャラがいるせいか壁コケコと読まれることはあれどこの型を読んだ人はいないはず

壁コケコ読みで電気Zを警戒してもらえなかったりコケコに薄い選出をされて逆に困ったりといったケースも発生した

構築唯一の挑発要員でありギミックを止めるポケモンはカプコケコしかいない

ゲンガーに対して初手で投げられないためゲンガー+カプコケコの役割みたいな構築が重い(欠陥)

 

f:id:cutman1214:20181106094507p:plain

カプテテフ@きあいのタスキ

おくびょう 145-×-95-182(252)-136(4)-161(252)

    サイコキネシス/ムーンフォース/めいそう/きあいだま

 

誤魔化し枠と崩し枠を兼任

ギャラドスアーゴヨンの起点である鋼ポケモンを呼ぶ

ストッパーとしての役割を持つためミミッキュランドロスを抜ける最速個体

構築的にスカーフに見えるかもしれない,ゲンガーに対してはスカーフのような出し方をして勝手に引いてもらっていた

アーゴヨンを通したいがマンムーがいる場合などにカプテテフでフィールドを張っていく

なんとこの構築は先制技がゼロなのでサイコフィールドの恩恵を十分に受けられる

ヒードラン+カプレヒレのようなアーゴヨンでもギャラドスでも崩せないサイクルを崩すために瞑想と気合玉を搭載

気合玉はヒードラン以外にもドリュウズ,バンギラス,クチート,ポリゴン2,カビゴンに打っていく,めざパ各種は力不足

アーゴヨンと共に気合玉+龍Zでバンギラスを突破したり気合玉+大文字でドリュウズを突破したりと役割集中の駒でもある

ガルーラを殴る役割を持っていてカプコケコやアーゴヨンで削ってガルーラを倒す,逆にカプテテフで削ってアーゴヨンでブーストするといった方法で突破していた

最速メガガルーラは降参!w                        

 

ヒードラン@ふうせん

ひかえめ 167(4)-99-127(4)-200(252)-128(12)-127(236)

   かえんほうしゃ/だいちのちから/めざめるパワー(氷)/おにび

調整

kumaさんの調整をお借りしました

【ポケモンUSUMシングルS10】デデピカ構築 in USM (最高最終2114/29位) - ピカチュウの ボルテッカー!

 

ナットドランの並びを形成

相手視点だとナットドランに強い駒がアゴギャラに,アゴギャラに強い駒がナットドランに強いという仕組みになっているらしい

実際はナットドランでサイクルを回すわけではなくただのストッパー

地面が一貫している構築なのでスカーフ地震を打たせてヒードランで無効にする

このヒードランで相手のナットドランを,カプテテフでレヒレドランを,他はギャラドスで起点にするヒードラン包囲網のおかげでヒードラン入りに対してもアーゴヨンを投げることが出来た

相手のヒードランに対してアーゴヨンの蜻蛉返りからヒードランに引くことが安定する

カビゴンに対してカプコケコのボルトチェンジからヒードランに引き地震を透かしたあと鬼火を当ててから再度カプコケコに戻すことでカビゴンがカプコケコやギャラドスで処理できるようになる

砂パに対してはギャラドスと一緒に選出,どちらかがやられてもドリュウズを倒せる

リザードンのストッパーとしてニトロチャージを積ませずアーゴヨンで上から殴る,ボーマンダのストッパーとしてめざ氷か鬼火を入れるといったように痒いところに手が届くポケモン

相手のアーゴヨン対策としても選出,こちらのアーゴヨンは相手のアーゴヨンに絶対勝てないためこの役割は必須

ナットドラン対策として選出されるビルドランドやカミツルギなどのポケモンはこの構築に刺さってない

あまり選出しないが出したときは活躍する(鬼火を当てれば)

シングル厨優勝の時は鬼火⇒挑発

努力値振りをミスしてSの実数値が1低かった,QRパーティでは直しておきます 

 

<キツイ相手>

ステロ展開[ギャラドスが削れてテテフの襷が削れる,コケコ挑発で止めようにも相手は岩石封じ安定,アーゴヨンを生贄に捧げてカプテテフで襷を残しながら相手を突破する]

受けループ[ラッキー+ヌオーorベトベトンの受けループは自然の怒りでラッキーを削らせてくれないためテテフやアゴを通せない]

ミミッキュ[ナットレイ選出できないと仕事される,怯め]

ゲッコウガ[アーゴヨンを初手に出せない,めざ炎と草Z多すぎ,ダストは降参]

ランドロス[地面一貫してて草,スカーフやめて]

ボーマンダ[アーゴヨン抜かないで,ナットレイ焼かないで]

リザードン[初手カバ読みでコケコ投げるかリザX読みでアゴ投げるか…]

ギルガルド[ギャラドスに勝とうとしないで]

カプテテフ[スカーフやめて]

ゲンガー[コケコが初手で投げられない,初手催眠しないで]

テッカグヤ[テテフが挑発持ってないからギャラで起点にする動きができない]

アーゴヨン[アーゴヨンアーゴヨン投げてこないで]

バンギラス[テテフの襷削らないで]

グライオン[襷ステロだったら降参]

ガブリアス[持ち物わからない,ステロ撒かないで]

ドリュウズ[ギャラ以外みんな止まって草]

マンムー[アゴを礫で縛らないで,ステロ撒かないで]

ガルーラ[必ず一匹持っていかれる]

カビゴン[鬼火入れたいから引かないで]

オニゴーリ[こないで]

 

欠陥構築やないかーい

めざ炎ゲッコウガとステロを舐めて構築を組んだのが全ての原因

アゴ・コケコ・テテフの型を誤認させたり選手誘導を引っ掛けたりして初見殺しで何とかしましょう

高レート帯ではCブーストアーゴヨン,メガギャラドス,地ならしナットレイが刺さりeasy win出来る場面も少なくありませんでした

しかし中間レートでは選出圧力がありすぎる故に相手の選出が歪む,従来のギャラアゴ若しくはナットドランに対応できない選出をされる,もしアーゴヨンがSブーストだったら勝ち確定といった試合が多発しました,いわゆる「○○だったらどうしてたんだよ」現象です

そういう相手は選出が全く読めずこの構築の強みが弱みに変わってしまいます

初1900まで163戦,その後2000に行くまで297戦(ほとんど1700帯),2000から2100は30戦でした

相手依存やめよう

 

<終わりに>

2期連続で2100を達成するのは7世代では初めてになります

今回も自分で組んだ構築で結果を出すことができました,今まで2100に乗せていた構築は過去の自分の構築のオマージュだったので今回のように全く1から作った構築で2100に乗れたことは自分の成長を感じます

更にヒードラン以外は初めて使うポケモンで組んだので新たな発見もできました

半面,目標としていた最終30位以内に入れなかったどころか挑戦さえしなかったことが心残りです

というのも最終日前日まで2000に一度も乗れておらず1750~1950辺りを一か月ほど彷徨っていてサブロムを用意できなかったということ,最終日に2100に乗った時点で疲労のせいか頭がクラクラしてしまい勝てる気がしなくなったということがあります

実は前期も最終日前日に2000に乗せ最終日に2100に乗せるというようなペースでした,中間レートにいる時間が長すぎるという課題を来期は解決していきたいです

今期は2ROM2090まで上げた大統領,S12最速2100のナインさん,S12最終39位のティラミスぽけを始め,いろいろな人の構築にお節介を焼くといった経験が出来ました

彼らの応援をしながら自分も負けないように挑み続けるというような一人では味わえない感覚を得ることが出来ました,ほんとうに感謝しています

来期も頑張りましょう!

 

この構築で第35回シングル厨の集いを優勝することが出来ました,決勝の動画を張っておきます

なお対戦相手の方とは予選で当たっており再戦特有の型読みをお互い行っていますのでご了承ください

www.youtube.com

 

なにか質問のある方はツイッターまでお気軽にどうぞ('ω')

ぼんこふ (@bonkohu23) | Twitter

 

 

 

 

 

 

余談ですが…

僕が好きなアニメ「キラッとプリ☆チャン」に登場するメインの女の子6人

この子達のメインカラーと今回の構築の6匹,偶然にも色が被っていたのです!

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毎週日曜午前10:00~テレビ東京系6局ネットにて好評放送中です,これを見てレートのストレスを癒しましょう

 

 

ここまで読んでくださりありがとうございました!!

【S11】6世代感ある状態異常サイクル【最終2111】

初めまして,ぼんこふと申します.

本記事はS11で使用した構築記事になります.

TN.ぼんこふとReona♥Westで潜っており最終レートは189×と2111でした.

オフの結果は第四回真皇杯ラストチャレンジ予選7-0(ベスト16),第四回サブローカップ個人6-3(チーム4位)です. 

自身の7世代最高レートを更新して再度2100に乗ることができました.

構築も変な感じなので満足しています. 

-追記-

最終33位でした!

 

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<技構成と持ち物>

f:id:cutman1214:20180904054052p:plain

QRパーティを用意したので興味のある方は使ってみてください.

3ds.pokemon-gl.com

 

 

<経緯>

前期に引き続き環境に居ない新しいサイクルで結果を残したいと考え,ORASで2100に乗った愛用の構築をUSM用に組み直した.

コンセプトは以下の通り.

Ⅰ.考慮されないポケモンを使用してeasy winを狙う

現在の環境において考慮されないポケモンには2パターンあると考えた.

  • 型が多すぎて考慮しきれない

  f:id:cutman1214:20180903084653p:plainf:id:cutman1214:20180903084148p:plainf:id:cutman1214:20180903084241p:plainf:id:cutman1214:20180903084005p:plain

  • 命中不安技に依存するため個体数が少ない

   f:id:cutman1214:20180903084653p:plainf:id:cutman1214:20180903084117p:plainf:id:cutman1214:20180602224347p:plain

「それはムリ」と言われるような考慮されないポケモンからどれかを通し,序盤から有利状況を生み出すことが狙い.

命中不安技による負け < 対策されていないことによるアドバンテージ,と考え命中不安技を積極的に採用した. 命中不安技は警戒されない.

地雷パともいえる.

 

Ⅱ.見せあいで相手を騙す

見せあい段階で相手に様々な疑念を抱かせるように組んだ.

  • 詰みサイクルに見える

初手ジャローダゲッコウガからミミッキュギルガルドリザードンXで展開される可能性を考慮しなければならない.

  • 対面構築に見える

ミミッキュ+ゲッコウガの並びから対面構築を警戒しなければならない.

電気の一貫,水タイプが2匹,炎技抜群が2匹いることからXを一点読みされるが鬼羽リザXなので役割対象に対して鬼火を入れられる.

ゲッコウガジャローダ・水ロトムは初手に出しやすく,ミミッキュギルガルドリザードンが初手で出てくる可能性も切ることはできない.

相手の選出を乱し,初手の出し負けを少なくする.

一方でこちらはサイクルパなので出し負けたら裏に引くことができる.

以上4点の要素を相手に考慮してもらい,相手の予期せぬ型でアドバンテージを稼ぐ.

再戦で型バレしても相手に刺さるポケモンがいればそのポケモンを軸に選出を固める.

とにかくサイクルに見せないように組んだつもり.

 

Ⅲ.メジャーな構築への勝率を高める

カバマンダ,カバリザ,グロス入りサイクル,クチート入りへの勝率を6割以上に設定.

ガルーラ軸,ゲンガー軸,受けループにも不利を取らない構築ができた.

不利を取る構築は後述する.

 

Ⅳ.その他

上位にいないであろう構築は完全に切る.

崩し枠を採用せず6匹全員を満遍なく選出できるようにする.

強いタイプである水タイプ,水技を複数採用する.

水技の一貫を十分に切る.

ゲッコウガに一発逆転されるポケモンを採用しない.

ボーマンダ,メタグロスに無抵抗なポケモンを入れない.

6世代感を出す.

 

構築に採用した順番

f:id:ponz_poke:20171006195300p:plain =  > f:id:cutman1214:20180602224347p:plain =  > Wash Rotom > Shield Forme

選出率

f:id:ponz_poke:20171006195300p:plain > f:id:cutman1214:20180903084117p:plain = f:id:cutman1214:20180903084148p:plain = f:id:cutman1214:20180903084005p:plain > f:id:cutman1214:20180903084241p:plain = f:id:cutman1214:20180602224347p:plain
  

<個別紹介>

f:id:cutman1214:20180903074241p:plain

リザードンリザードナイトX

陽気 185(252)-150(4)-132-×-105-167(252)

      おにび/はねやすめ/ドラゴンクロー/ニトロチャージ

「それはムリ」ポケモンその1

メジャーなメガ進化とその取り巻きに必ず仕事ができる点を評価.

序盤・中盤は役割対象に鬼火を当てて有利状況を作り,終盤はニトロチャージ⇒ドラゴンクローで詰めていく.

Sを上げることで削れたボーマンダゲッコウガを縛ったりスカーフランドロスメタグロスの上から鬼火を打ったりカプコケコやウルガモスに対してSを上げたまま対峙できたりと便利だった.

ミミッキュに対する打点がニトロチャージなので2回剣舞からZでやられてしまう.しかし相手はフレアドライブを警戒せざるを得ないのでZを早めに消費させて詰めていける.裏のミミッキュギルガルドジャローダと合わせると更に安定する.

相手の初手はこちらのゲッコウガを見てナットレイカビゴン・カプコケコ・ミミッキュ等が来やすく,苦手なランドロスカバルドンヒードランが来づらいためリザードン初手が安定しやすい.

ステルスロックが弱点だがゲッコウガ・水ロトムジャローダと並べているので撒かれることはあまり無い. 

 

ゲッコウガこだわりスカーフ

無邪気 147-126(84)-87-145(172)-81-191(252)

     なみのり/れいとうビーム/とんぼがえり/ダストシュート

「それはムリ」ポケモンその2

今時珍しい両刀スカーフゲッコウガ.

バシャーモ入り,コケコランド,砂パ,その他刺さる構築に選出.

調整は忘れたがメガバシャーモアーゴヨン・カプコケコ・カプテテフを上から倒すことが出来たので特に変更しなかった.

リザードンを見て出てくるステロ撒きやスカーフ地面に対して初手に投げて無償突破を狙う.

並びで襷を警戒させカプテテフとカプコケコとランドロス等を上から葬る.

波乗りはバシャーモドリュウズと裏に鋼タイプが控えている時の地面に対して打つ.

リザードンボーマンダや地面タイプに鬼火を入れて後出しすることで技を打つ回数を増やす.

選出率は低いが相手の選出抑制,選出誘導をしてくれてやはり最強ポケモンだなと思った.

 

f:id:cutman1214:20180711001238p:plain

ジャローダ@マゴのみ

臆病 176(204)-×-116(4)-98(20)-119(28)-181(252)

           リーフストーム/みがわり/やどりぎのタネ/へびにらみ

「それはムリ」ポケモンその3

キノガッサギャラドスグライオン対策枠.

鬼羽リザードンで厄介なポケモンに強い.

状態異常を絡めてゲッコウガ以外の全てのポケモンと相互に補完が取れる.

麻痺と宿り木を撒いて裏の身代わりや羽休めで粘る.

リザードンを上から殴ってくるガブリアスボーマンダ・スカーフサザンドラ・ラティ・メタグロスに麻痺を入れてリザードンで逆に縛る.

ミミッキュの呪い,ギルガルドの毒,水ロトムの放電麻痺を入れジャローダの身代わりで粘る.

リザードンランドロスカビゴンに鬼火を入れておき身代わりを破壊させないようにするなど.

初手で出し負けることが多いので鬼火やボルトチェンジなどのサポートから後出ししていく.

サイクルを回すことでゲンガーやヒードランも麻痺と宿木で嵌めることができる.

選出率は低いが環境に一定数いる構築に強い.受けループ,ブルドヒグライ,ラティクチレヒレ,レヒレグライグロス,レヒレカグヤ,カバルカなどに強く選出した時は活躍した.

 

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ミミッキュミミッキュZ

意地っ張り 153(180)-140(140)-123(180)-×-126(4)-117(4)

      じゃれつく/みがわり/のろい/いたみわけ

調整先

HP:奇数

HB:ステロ+メガギャラドスの+1滝登り高乱数耐え

         無振りカバルドン(火傷)の地震を身代わりが急所込み確定耐え

A   :ミミッキュZで無振りメガバシャーモ81.3%

 

並びで剣舞と誤認させたいポケモン.

メガギャラドス.メガバシャーモ対策のためABミミッキュ.

鬼火込みでカバルドンカビゴン地震,イカサマを身代わりが耐えるため嵌めて勝てる.鬼火はリザードンが打つので高確率で決まる.

ミミッキュが苦手なポケモンリザードンか水ロトムに弱いので2匹で相手を荒らせれば終盤ミミッキュが突破できなくなり勝ち,という状況も多かった.

麻痺,毒,鬼火,宿木の種から身代わりで相手を嵌めていく動きはとても6世代感があって好き.

当然ストッパーとしても使用できる万能ポケモン.

状態異常から嵌めるかストッパーの役割しかないため基本的に初手には投げない.

 

ロトムとつげきチョッキ

控え目 157(252)-×-127-172(252)-128(4)-106

    ハイドロポンプ/ほうでん/ボルトチェンジ/めざめるパワー氷

「それはムリ」ポケモンその4.相当なめられる.

リザードンが苦手な水タイプ・地面タイプ・ヒードランボーマンダを受け,ロトムが苦手な草タイプをリザードンが受けるといったように補完が取れている.

C特化は耐久振りメガゲンガーを放電+ハイドロポンプで落とすため.

ゲッコウガにあと投げが安定して裏のカバルドンボーマンダにも強い.

低速で耐久が高いとは言えないためボルトチェンジを駆使して不利対面を作らないことが重要,そのため刺さっていない限り初手には出さない.

特化捨て身タックル以外のボーマンダに1回ならあと投げ可能.

鬼火が入ったボーマンダランドロスに安定して後投げできる.

明確に水ロトムに強いと言えるポケモンが少ないので対策されることなく自由に動きやすい.

受けに来たカビゴンポリゴン2ギルガルドボルトチェンジを合わせて裏の最速毒ギルガルドで嵌める.

水タイプが重い相手はゲッコウガと同時選出をしてとんボルチェンでサイクルを有利に進める.

 

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ギルガルド@たべのこし

臆病 167(252)-63-170-70-171(4)-123(252)

   シャドーボール/どくどく/みがわり/キングシールド

並びで剣舞と誤認させたいポケモン.

ミラーで強い最速身代わりギルガルド.

最速にすることでポリゴン2と準速キノガッサの上を取ることが本来の目的.

無振りランドロスミミッキュ・カプテテフ・カプレヒレの上から動くことができる.

ギルガルドミラーはこちらがガン有利な読みあいを仕掛けることができる.

初手でランドロス,ガルーラ,マンムーと対面してしまったらメガ進化していないリザードンに引いて鬼火を入れに行く.

こちらのゲッコウガを見て初手にポリゴン2やカプテテフが来やすい.毒を入れたポリゴン2が下から身代わりを貼る光景はとても心が温まる.

真皇杯ラストチャレンジでは鉢巻で使っていた.

 

<対メジャー構築>

・カバマンダガルド(マンダ軸)

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基本は初手にリザードン,裏に水ロトム.

3体目は基本的にギルガルド,少し変わったカバマンダガルドならミミッキュを選出することもある.

たまにゲッコウガを出すこともある.

相手の選出はボーマンダが確定で来てカバルドンは選出されない.

カプコケコ・ギルガルドゲッコウガカミツルギミミッキュはどれも同じくらいの割合で選出される.

初手はこちらのゲッコウガに有利なカプコケコ・ゲッコウガカミツルギから入ってくる.

カプコケコが来た場合は鬼火を打ってボルトチェンジから出てくるボーマンダを焼く.

ゲッコウガが来た場合は水ロトムに引く.スカーフで岩雪崩を打たれた場合はギルガルドに引いて身代わり.

カミツルギにはそのままニトロチャージ.

ラス1にはミミッキュギルガルドが来るのでミミッキュであれば鬼火+ギルガルド,ギルガルドはミラーで倒す.

再戦はゲッコウガを警戒してくれなくなるので選出が全く分からなくなる.

マンムーナットレイウルガモスなどが入っているマンダ軸でもこの選出で問題ない.

 

グロス軸(レヒレロトム)

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グロス軸はジャローダと水ロトムがとても重い.

こちらにミミッキュがいるのでメタグロスが選出される,しかしミミッキュ以外のポケモンメタグロスに強いので返り討ちにできる.

カプレヒレに対して水ロトムジャローダ

ロトムに対して水ロトムリザードン

ミミッキュに対してジャローダリザードンで対応していく.

グライオンジャローダで嵌める.

ポリゴン2入りにはギルガルドを合わせて嵌める.

相手の初手を読むことは難しいが水ロトム初手が安定する.

アーゴヨンジャラランガがいると選出が歪んで水ロトムジャローダのどちらしか選出できない.

 

・カバリザテテフ

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相手のリザードン対策にこちらはリザードンミミッキュがほぼ確定.

3匹目はギルガルドゲッコウガを選出.

相手の初手はこちらのゲッコウガ対策でポリゴン2かカプテテフなのでギルガルドで毒を入れる.

ポリゴン2がいない場合はギルガルドの変わりにゲッコウガを選出してダストシュート.ゲッコウガならばリザードンカバルドン対して打点があるので,できるだけゲッコウガを選出したい.

裏は8割リザードンが来るがそれ以外は誰が来るか分からない.

相手のリザードンにはこちらのリザードンを合わせる.

Yでソーラービームなら受けきれる,エアスラ持ちは同速に勝つ+怯まずにドラゴンクロー2回で落とすしかない.

エアスラリザYは水ロトムに打点がないので余裕があれば同時選出をしたい.

Xはドラゴンクローを打って削り逆鱗を打たせてミミッキュギルガルドゲッコウガで止める.

3匹目がゴツメカバルドンならば鬼火+ミミッキュで嵌め,キノガッサならば最速ギルガルドで上から身代わり,ミミッキュはいつも通り鬼火+ギルガルドで止める

初手でアドをとって流れで勝つことが多い.

こちらの選出はリザードンミミッキュが確定なのでカプレヒレが入っているとどこかを切らないといけない.

 

クチート入り

1.ポリクチ

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クチートが8割選出される.理由は分からない.

初手はポリゴン2が多い.

メガ進化したリザードンゲッコウガ以外ダウンロード対策をしているのでポリゴン2に対して粘れる.

ギルガルドポリゴン2に毒を入れてリザードンの羽休めで粘る.

裏から出てくるミミッキュクチートに鬼火を入れる.

ミミッキュはストッパーとして雑に使う.

キノガッサギャラドスがいるときはジャローダで対応する.

クチートリザードンの対面は不意打ちから入ってくれるので鬼火でアドが取れる.

 

2.ラティクチレヒレ

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リザードンでカプレヒレを呼んでジャローダで嵌める.

ラティアスに麻痺を入れればリザードンのドラゴンクローで縛れる.

ジャローダで仕留め損ねた相手をミミッキュで再度嵌めに行く.

適当に身代わりしているだけで勝てることが多い. 

 

他の構築の対処法は需要があれば追記します('ω')

 

 

<キツイ構築(切った構築)>

(ナットレイモロバレルフシギバナ) + (カプレヒレヒードラン・ヤドラン)

カプレヒレ + (ヒードランウルガモス・霊獣ボルトロス)

カミツルギ[叩き落とす+無Z]

ミミロップ[身代わり持ち]

毒菱[ウツロイドドヒドイデ]

毒+身代わり[サンダー・エンテイ・カプコケコ]

 

<おわりに>

自分らしい少し変わった構築で2100を達成することができ,とても嬉しいです.平成最後の夏をポケモンに捧げてよかった…

身代わり持ちを沢山入れられたのもポイントが高いです,このブログみがわりすこすこ倶楽部なので.

600族と準伝なし御三家3タイプ揃い踏みとオシャレポイントも高いと思います.

テンプレ上位構築をカモにしていたので中盤と終盤でカバマンダ以外の上位構築が消えたのは苦しかったです.最終盤にリザードン入りが少し戻ってきてくれて助かりました.

命中不安技で構成された上,切っている構築も存在するので2100に乗ったのはマッチング含め豪運だったからだと思います.本当に安定性が皆無な構築で何度も1700まで溶かしました.

安定性をテーマに記事を書いたので興味がある方はご覧ください.

【考察】安定した構築がほしい ~通す構築と防ぐ構築~ - みがわりすこすこ倶楽部

前期から【エースと崩し枠を設けない6世代みたいなサイクル】をテーマに構築を組んでいましたが7世代になった今,環境に合わないひどい縛りプレイだと思いました.もうやりません.

この構築のベースである,自身がORASで2100に乗せた構築はミミッキュ⇒ヘドゲン,ジャローダ⇒ゴツメいびきニンフィア,水ロトム⇒鉢巻カイリュー,毒ガルド⇒眼鏡ガルドでした.覚えている人がいてくれたら嬉しいです.

次のシーズンはサイクルをやめて攻められる構築を作りたいと思います.

ていうか僕も誰かと共同して構築組んでみたいです;;

他にも変な構築や考察記事を書いているので是非ご覧ください!

 

なにか質問のある方はツイッターまでお気軽にどうぞ('ω')

ぼんこふ(@bonkohu23)さん | Twitter

ここまで読んでくださりありがとうございました!!

【考察】安定した構築がほしい ~通す構築と防ぐ構築~

 

ぼんこふです.

皆さんレートの調子はいかがでしょうか.

私は序盤の調子は良かったものの中盤,終盤で失速してしまい苦しい思いをしています.

どうして安定しないのでしょうか…

きっと構築が弱いのでしょう

本記事は未来の自分が間違えないように安定性のある構築の条件を「通す考え」「防ぐ考え」に分けて考えていきます.

 

・「通す考え」「防ぐ考え」とは

「通す考え」とは詰み技で相手を崩したり,高火力Z技で有利状況を作ったりといった攻めの考えを指します.

一方で「防ぐ考え」は「通す考え」を持っている相手を受けたりいなしたりといった受けの考えを指します.

私が勝手に定義しました.

「通す考え」に特化したパーティはバトン,壁展開,ステロ積みリレー,対面構築など

「防ぐ考え」に特化したパーティは受けループを始めとしたサイクルパ

基本的にポケモンは攻めと受けの2種類の考えで成り立っています.

 

・「通す考え」と「防ぐ考え」の関連性

「防ぐ考え」を持った守備的なパーティが攻撃的なパーティに勝つ方法は相手の攻め手を把握する事です.

同様に「通す考え」を持った攻撃的なパーティはどのように防いでくるかを把握する必要があります.

互いが勝ち筋を把握した時に読み合いが生まれます.

 

・偏った構築に安定性はあるか

「通す考え」に偏ったパーティで安定させることは難しいです.

理由の1つは同じような攻めるパーティと当たった時に「どちらが自分の勝ち筋を通すか」という勝負になり構築相性を覆せなかったり,読み合いが多く発生したりするからです.

また「防ぐ考え」を持ったパーティに対して完璧な選出をされたら為すすべなく負ける可能性もあります.

「防ぐ考え」に偏ったパーティも安定させることは難しいです.

理由はパーティ内に全ポケモンの対応手段を用意しなければならない,かつ完璧な選出をしないといけないからです.

選出を外したら負けてしまいます.

受け対決の場合は基本的に上位サイクルが勝ちます.受けループ>グライムドー>その他,といった具合です.

 

・レート帯による安定性の違い

「防ぐ考え」は対策した構築に対して安定した勝率を出しますが,1700~1850くらいに対して苦戦します.

理由は相手の攻め手が見えないからです.考慮していない型,考慮していないプレイング,あまりにも攻撃的すぎる並びに選出を合わせないといけないなどレート差マッチを考慮すると厳しいです.

「通す考え」は対策していない相手を餌にすることが出来ますが,対策され始める1850~1900くらいで伸び悩むのではないでしょうか.

相手がどのように対策してきているかを理解し,こちらも対策を練ることが求められます.

 

・安定性のある構築とは

安定性のある構築は「通す考え」と「防ぐ考え」をどちらも持った構築です.

カバマンダガルド,カバリザテテフ,グロスヒレロトム,ガルクレセゴーリ

これらの構築はエースとクッションの構成になっています.

(ガルドやレヒレ,ロトムはクッションというには怪しいですが受け駒というニュアンスでお願いします.)

2エース+1クッションの構築はクッションに回復ソースを持たせ1エース+2クッションの構築はクッション自身が攻めに回ることができます.

このように攻める手段と受ける手段のどちらも用意することで「受けられない相手は攻め手を通す」「クッションを介してエースを降臨させる」といったように立ち回りに幅が出来ます.

広い立ち回りを取れるという事はじゃんけんで言えばグーチョキパー以外の手も出せるようなものですから安定性も向上するでしょう.

 

・強いポケモン

強いポケモンとは「攻めることも受けることもできるポケモン」になります.

ミミッキュ,ランドロス,ボーマンダ,リザードンなどは優秀なタイプで受けだしが可能かつ高威力・広範囲の技を放つことができます.

そのため現環境の上位ポケモンは多少サイクルに参加することができます.

例外も紹介します.

1つ目は押し付け性能が飛びぬけて高いポケモンです

キノガッサアーゴヨンジャラランガフェローチェオニゴーリなどは対策しないとパーティが半壊してしまいます.

代わりに対策されると何もできないで倒されてしまうこともあり扱いが難しいです.

2つ目はバレないポケモンです

ゲッコウガのことです

「互いが勝ち筋を把握した時に読み合いが生まれる」と先述しましたが型が多いポケモンはこちらの勝ち筋を掴ませない,誤認させる強さがあります.

ゲッコウガほどではありませんが環境トップのポケモン達は複数の型を持っています.

逆に言えば性能が高くてもできることが少ないポケモンはあまり使われていません.

 

・強い構築の例外

エース+クッションの構成でない構築も結果を出すことがあります.

対面構築や壁パ,受けループ,天候パなどを指します.

これらの構築記事を読むと少なからず地雷要素,初見殺しが入っています.

バレないポケモンは相手に勝ち筋を認識させないため再戦を考慮しないのであれば有効です.

 

・まとめ

「通す考え」「防ぐ考え」のみのパーティは安定しない

エース+クッションの構成ならば立ち回りの幅が広がる

バレないポケモンは例外

 

 

・最後に

レートで全く安定しない自分に向けた記事ですが,考えてみれば当たり前のことが多かったです.

自分は代わり映えのない環境に飽きが来てS10とS11は「エースと崩し枠を設けない新規サイクルの開拓」を目指していました.上位構築をメタったのでS10もS11も1900後半をうろつく程度の構築はできましたが1700と当たった時に全く安定せず溶かすといった状況にありました.

そりゃあ「エースを設けない」がコンセプトなんだから安定しないわ.

どちらも面白い構築だと思うのでとても残念です.

自分でパーティを作って伸び悩んでいる人に対してこの記事が助けになればとてもうれしいです.

 

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ここまで読んでくださりありがとうございました!

 

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