みがわりすこすこ倶楽部

アイデアまとめ 

しくじり先生~ぼんこふみたいになるな~

しくじり先生
昔のぼんこふみたいになるな

きおすさんの記事や、でぃーさんの記事に感銘を受けて私も今後のオフにむけて何か語りたくなりました。
技術的なことやオフとはどういうものかという話はリンクしているお二方の記事以外にも記事は探さばそこそこあるので、
「私のなかのオフ運営する上で教訓としていること」を話そうかなと思います。
メンタル的な面が大きいかもです。
オフ以外にも通じるところがあると思います。

また私の今の考えは、昔犯した大きな失敗とその反省によって成り立っています。

一気に自分語りすると共に、同じ失敗をしないよう警告をならすべくしくじり先生になります。

語りがキツイので注意。

            • ここから本文。------

USM終盤戦から剣盾序盤にかけてポケカレという企画を立ち上げており、日々がんばっていました。一年ほど続き、毎日精力的に活動してました。
その過程で得た能力が今多少役に立っているという自覚はありますが、その結果は失敗におわり私の中に大きなモヤモヤとなり今も残っています。

他の人からしたら何やってるのかよくわからない活動だったと思いますが、
個人的には思い出す度にあらゆるものに申し訳なくやりきれない気持ちになり、沸き立つ負の感情はもはや十字架です。

炎上したわけではないですが、大失敗をしました。
この事にたいしてずっと黒歴史として目を剃らしていました。

最近、オフの活動が盛んになりましたが同じマインドで失敗する人がいつかでてくるかもしれません。
ポケモンはゲームであり、趣味の域をでないと思っています。趣味の活動は楽しくあるべきで誰にも失敗してそのことで気負いして欲しくないです。
少なくとも、私と同じような失敗をして心を痛める人は決して見たくないです。
また、私の失敗を振り替えることで今後私が暴走しかけたときに冷静になって自分を振り替えるツールがほしい。
そんな気持ちでこの記事を書いています。

ポケカレとは
USM終盤から剣盾序盤の約一年間、活動していました。
ポケカレについては、私のこのブログを漁れば多少は記録が残っていると思います。
主な活動メンバーは4人で、私が顔となって動いていました。
私は昔から大会シーンというものに興味があり、ポケモン意外にもかなり沢山のゲームの大会をみていました。
USM終盤の頃のオフに参加していた私は、他ゲーや昔のポケモンオフに比べてもっと良くできるのでは?と思い、よりよくする方法を分析していました。
そのときは、自分が表だって活動するとは思っていませんでしたが…

分析した結果は以下の通りです。
・プレイヤーと運営を分けるべき
USMの当時はレートの強い人がオフの運営をしていた認識があります。
格ゲーや音ゲーはゲームセンターが…
公式が大会を開いてくれたりもします。
当時の私はオフが実力至上主義に見えており、実績がないと新規参入お断りのように見えていました。
しかし、プレイヤーは同時にランクマもしなければいけなく大会運営のクオリティに限界があります。
実力至上主義の現状を打破し、運営専を育てることが発展に繋がると分析しました。

・大会の乱立を防ぐ
当時のオフは活気があり、様々なオフが開催されていました。
しかし、オフどうしは確執や派閥があるように見えました。
それぞれのオフがそれぞれのyoutubeチャンネルを持っているのに、そのオフがあったときでしかチャンネルが動かない。
場合によってはキャスでしか配信しないこともあります。
折角イベントをひらいても次に繋がらず、界隈のそとから観ることもできない。
界隈全体の将来性を考えたときに、派閥を乗り越えて界隈をまとまらせる必要があると思いました。

・強い人が目立つ場所がない(大規模なイベントがない)
私はシングル厨のつどいという200人規模のオフを優勝して自分のなかでとても大きな出来事でした。本当に嬉しく、会場も盛り上がり最高の時間でした。
しかし、思い返せば動画はぜんぜん再生されておらず記録としても見返せないものでショックを感じていました。
他のゲームで優勝したら何万再生とかいってるのに…と。
このことが切っ掛けで、なんとか大規模なイベントをできないかと考えていました。

・観る文化がない
当時のオフは参加して対戦を楽しむもので、観るものではないと思っていました。
オフの大会を配信しても他ゲーと比べて視聴者が少なく、なんとかならないものかと…
野球にしても将棋にしても他ゲーにしても、ただ試合を見るのではなくそこにある選手の背景や盛り上がりを伝えてこそ観戦の文化としてなりたつと考えました。

以上のことから、ポケカレ(ポケモンカレッジ)という企画を思い付きで作りました。
自分では間違ってない考えだと思っていましたが、界隈としては新参なもので誰かに投げてやってもらおうと思っていました。

そこで色んな人とコネクションを作っていくなかで界隈どうしのいざこざやいがみ合いの情報を入手することになり早速イヤ気がさしました。
「そんなんなら、まだどこにも染まってない私がやってやろう」と頭をはることにしました。

分析の結果からうまれたポケカレというものは、ポケモン統合メディアサイトと呼ぶのがわかりやすいかもしれません。
ポケソルとやろうとしてたことは近いのかも。
サイトと動画の2軸でコンテンツを育て、最終日的にはポケカレを主催として大きい大会をやろうと。そういう考えがありました。

ポケカレは主要メンバー4人でやっていると話ましたが、そのうちの一人にアフィサイトで稼いでいる人がいました。
その人をサイトのリーダーとし、活動することにしました。
サイトは動画以外に文面として記録することと、お金を稼ぐことが目的でした。
大きい大会をひらきたい!といっても、参加者がどの程度魅力に思ってくれるかは不明です。
ポケモンはオンラインでも実力が変わらないので、大規模大会を開いても参加する理由が薄いです。
そこで、サイトや動画をお金稼ぎに使って賞金を用意しようと考えていました。
また、最上位の人が大会でみれるようにレート上位の人を招待しオフィシャルな大会になればいいなと思っていました。
当時オンラインのレートでいろいろ不正がおきていたこともあったので…
朝9時に終わることとかレートは色々欠陥を感じており、レートの欠陥を埋める大会を開くことが、界隈の最終的なゴールになると考えていました。
また、プレイヤーを深掘りするような記事や動画を出すことでプレイヤーに魅力を感じてもらい、
大会で活躍したプレイヤー達が個人で動画を初めてもらい、観る文化を発展させていければと考えていました。

ビジョンとしては立派なものだと思いますが、失敗しました。

要因としては、理想が高くて誰もついてこないとか、人が足りないとか、思い返せば盛りだくさんです。

しかし続けていれば何かが起こるもので、一番大事なことは継続することです。
私が継続できなくなった理由は精神的なもので、その根本的な理由はただひとつ

「活動に自信が持てなくなった」
ということです。
ビジョンは持っていましたが、やっていたことはサイトの発展とお金稼ぎでした。はじめから自分のやりたいこととやることが噛み合っていませんでした。
キナ臭い活動ということは客観的に気付いており、始めて早々活動に自信が持てなくなりました。
記事を沢山書きましたが、大体は私のものです。
前述の分析のとおり、この活動は色んな界隈に散らばっている技術屋さんを一手に集めてプレイヤーと運営とを分けることで界隈を発展させようという意図がありました。
人を誘わないと何も始まらない活動なのに、キナ臭い活動に人を誘うわけにはいかない…と最終的には差し伸べられた手も自分で突っぱねてました。
正しいことをやっている自信がなくなり、モチベーションも低迷していました。
界隈に散らばっている人財をひとつにまとめるというコンセプトなのに、表にでているのは私だけ。
批判的な意見も全て我が物としなくてはいけません。(本当に至極全うな批判ばかりでした)

お金は全く受け取らず何ヵ月もがんばってメンバーもまとめているのに、いつまでたっても報われない。
何のためにやっているのかわからなくなりました。
自分だけが苦しい、と思ってしまったが最後メンバーにキツくあたるようになってしまい仲違い。
何の成果も残せず終わり、という最後を迎えました。

結果はなにも残せませんでしたが、その過程で本当に色んな人に迷惑をかけ全てを無駄にしました。
記事に協力していただいたのに、サイトが消えたこと。
動画に協力していただいたのに、活動をとめたこと。
一つ一つ覚えています。
続けてれば必ず報われると思っていましたが、続けるだけの精神力がありませんでした。
本当に申し訳ない気持ちで頭がおかしくなってしまいそうで、ついぞ逃げて全てを無かったことに。
記憶からも消し去って精神的な安定を得ました。

迷惑をかけたことについては、なにも償えていません。
当時をしっている人からしたらキナ臭いイメージがずっと私には付きまとってるので、そういう目で見られているだろう…と今も思っています。

趣味のことで気を病んでも仕方ない、楽しくやろうという考えに切り替え自分の過去を全て忘れたことで今は滅茶苦茶楽しいです。

さて、長々と失敗談を語りましたが、
そこから私が活発する上での教訓を見いだすことができました。

是非、同じ失敗をしないよう。
そして、暴走しないよう気にとめていただきたいです。

①自分に協力してくれる人を楽しませよう
人は暴走します。歴史がそれを物語っています。
何人も狂っては私の目の前から消えています。
私は「大会はこうなっていくべき」という理想だけをみて現実をみておらず暴走しました。
なにか企画をしようと思ったからには、親しい人が何人かはいると思います。
その人が自分の企画で楽しんでくれているか、この行動をやって友達が楽しんでくれるのか、を常に気をつけて自分の行動を改めましょう。
自分の周りの人が楽しんでくれれば、その周りの人にも伝わってだんだんと大きな企画になっていくことでしょう。
逆に言えば自分の周りさえ楽しませられないなら、私のやりたいことは誰も伝わることはないと思っています。
主催として動くときも、まずはスタッフと仲違いしないことを第一に考えるようになりました。
周りの人に恵まれていれば、もし暴走しそうになっても止めてくれるでしょう。
自分の周りの人が喜んでくれれば、活動に自信が持てるようになりモチベーションにも繋がります。
一番近しい友人を、なにより大事にしましょう。


②何がしたいか、から何ができるかを作っていこう
今の私のポジションはオフ運営の、特に企画屋さんとして人より動けるかなと思っています。
色んな大会をみて、昔話もきいて、面白いアイデアを大会に取り入れられないか検討する力が身に付きました。
ポケカレという企画を始めたとき、結局私自身は企画をたてただけでなんの技術もノウハウも持っていない、ただの口だけ男でした。
サイトやったり、動画にでたり、色々やっており、検索の稼ぎかたとかワードプレスの使い方とか色々学びましたが、
結局は私が一番やりたかったことは大会運営というところは変わりませんでした。
そこで、色んな大会にスタッフとして参加して色々経験させてもらったうえでユニークなルールで大会を運営する企画屋さんとしてのスキルを手に入れることができました。
何がやりたいのかをまず1つ明確にすること、そのためにどういうスキルが必要なのかを1つ考えそのスペシャリストとして経験値を得ていくこと。
オンリーワンな人になることできっと界隈で重宝されていき、より可能性が広がることでしょう。
因みに企画屋さんでいうと、私より優れた主催やスタッフは沢山います。
色んな視点で物をみるべくランクマと仕事とオフ主催とを両立させるようがんばっています。
また、大義名分を掲げてポケカレを始めたとき「本当はやりたくないけど、いつか誰かがやらなきゃいけない。なら自分が率先して苦しい思いをしに行こう。」と
そんな気持ちもありました。
何をしたいかの理想があまりにも高く現実とギャップがあると、精神を病みかねません。
その理想を実現するために自分一人で苦しい思いをする必要もありません。
まだ実現する土台がないということです。
その土台作りをするために、何ができるかを一つずつ考えて実現していきましょう。

③なんでこれやってないの?と思ったことには大体先人がいる
自分ではポケカレはユニークな活動だ、と思っていましたが実際に動いてみると昔似たような◯◯があった。
と当時何度も言われました。
それらは何らかの理由で頓挫しているわけです。
予めリサーチして、どこで失敗していたのかわかっていれば私がポケカレでとるべき振る舞いも変わっていたかもしれません。
これはオフで新しい試みをやるときでも同じで、リサーチすると大体誰かが昔にやっています。
昔の取り組みを昇華させるため、リサーチはした方がいいですよ🙆‍♀️

④趣味でストレスを抱えるのはバカ
これが一番大事です。
本当に大事、何より大事。
私はポケカレやってたときは精神を病んでいました。仕事中もどうすれば改善できるか考えてしまい、仕事がうまく行かなかったときもあります。
趣味でリアルに支障がでるのは精神的に危険です。
(ランクマの最終日1日くらいならセーフかなと思いますが…)
すぐ辞めるべき、ないし考え直すべきです。
ポケモンが好きで企画を初めてそれが原因で鬱になるのはヤバイです。ポケモンが嫌いになってしまいます。
そして趣味が消え、無趣味人間になってしまうかもしれません。
何がやりたいか目的を考えよう!とかリサーチしよう!とか意識高いことを語っていましたが、友達と何かするのが楽しい!!!だけで十分です。
1プレイヤーが使命感を負う必要はありません。
①~③まで綺麗ごとを語ってきましたが、④に勝るものはありません。
自分のメンタルを一番大事にしてください。

そんな私の今の目的は、
「交流ができる対戦オフを開くこと」です。
ポケモンに限らず趣味のコミュニティでは、学歴も性別も仕事内容も年齢も、普段生活しているだけでは合えない人と交流することができます。
そんな、普段出会えないような友達を作ることがオフで一番魅力に感じていることです。
友達と交流するのが一番楽しいです。

また、私のオフとしては「必ず新しい取り組みを入れる」ということを目的にしています。
コロナ禍でのワクチン接種確認や、
サブイベのBクラストーナメント、
個人のオフでストラップ作成、
変なルールのオフなどなど。

リサーチすれば大体昔の人がやっているといったとおり、将来別の誰かがオフを開いて同じことに考え付いたときにその参考となれるよう、
思い付いた新しい挑戦はどんどん潰していきたいです。

一個人としては、主催どうしの垣根をなくせる人間として動けたらなあと思っています。
もともと私が暴走したのも界隈の確執をみて疑心暗鬼になり、どこに頼ればいいかわからず相談もせず自分で進めてしまったことが原因にあります。
みんな仲良くが一番です。
今アクティブで動いている主催とも、昔動いていた先人達ともやり取りができる珍しい人間かもです。
主催以外としてもアクティブにランクマをやっているので現役プレイヤーと交流を持てる立場であり、
それでいて私のオフの客層はエンジョイ勢が半分を占めているのでこれも珍しいんじゃないかと思っています。
繋がりをつくってなにかやるわけではないですが、仲いいことにこしたことはありませんね🙆‍♀️

一応、うちのオフは客寄せパンダ枠を採用しないので私が人を呼ばないと行けない立場です。
そんなのもあって、ランクマもがんばってます。結果はともなってないですが。
プレイヤーとランクマと仕事とを両立させるよう意識を向けるようになりました。
ポケカレをやっていたときは、ランクマは完全に辞めるつもりでした。
才能がないので私が最終1位になるのは不可能です。
万が一最終1位をとったとて、そのあとは連続で1位をとらないといけないの?みられる場がないのにプレイヤーとしてやる意味があるの?と思っており運営専になるつもりでした。
みられる場を作る方が価値があると歪んだ思想をもっていたので…
ポケカレをやめて、ランクマ触ったらなんか勝てました。最終日とか超楽しかったです。
やっぱ戦うのが一番好き。
プレイヤーとしての参加者に楽しんでもらえるオフが一番なので、プレイヤーとしての目線も持ちたいです。
私が開くオフは私が一番楽しいと思えるルールでやっているわけなので、主催なのに絶対対戦参加してます。
対戦が好きなのに大会を開く人がいないからスタッフになった。その結果オフで対戦ができなくなった、というケースは悲しいのでそれを払拭できるようなモデルになりたいです。

ここまで辛いことしか書いていませんが、それは私が暴走しただけで楽しいことがいっぱいです。
オフ会が楽しいと思ってくれたなら、スタッフに入ることでもっと交流が増えます。
スタッフとして動くなかで、「こんなことをしてみたい!」といつか思い立つようになると思います。
大会シーンで自分のやりたいことを実現させ成功させることはとても楽しいです。

とはいえ、主催や主催に近いし裏方さんにまでなると心労も半端ないです。
前述した、私のメンヘラ日記かそれと同じくらい思い詰める人もいると思います。
「自分の周りに入る人」を楽しませようと思って動いているので、自分と近しい人からお褒めの言葉やフィードバックをもらえることが一番嬉しいです。
仲いいから何も言わなくても通じるやろ、ではなく仲いいからこそフィードバックしてあげてくださいね。自信とモチベに繋がります。

昔私が不満に思っていたことは、剣盾の間に本当に色々と改善され、書きながら感動しています。
私はなにもできておらず不甲斐ないばかりですが…

きおすさんをはじめ運営メインで活動する部隊ができたこと。
色んなとこの主催どうしが仲良くなり、オフどうしの垣根をこえて交流していること。
今日ポケちゃんねるなど、強い人達が動画をあげていること。
などなど…

どんどんと改善されていき、新規の育成に力を入れるようになってもいます。

オフ運営に乗り込むなら今ですよ!!
スタッフやりましょう、お待ちしてます!!

まるでオフを代表するような文面ですが、発信してる私のTwitterはあれでいいんでしょうか。
好き放題やるのが一番楽しいと思ってしまった時からもう引き返せなくなりました。

それでは次回、Twitterがキモすぎて炎上したときのしくじり先生でお会いしましょう➰👋😃